博報堂アイ・スタジオがオフラインプロモーション支援ソリューションのトライアル開始

映像認識技術開発のNSENSEと連携、画像や顔の認識技術で収集したデータを統合・可視化

ウェブサイト制作・システム開発の博報堂アイ・スタジオは、生活者の行動を可視化してオフラインのプロモーションを支援するソリューションのトライアルを始めた、と3月26日発表した。映像認識技術開発のNSENSEと連携して実施する。博報堂アイ・スタジオのデジタル領域でのマーケティング・制作の知識と、NSENSEが保有する画像や顔の認識技術を組み合わせる。まず、NESENSEの技術で収集したデータを活用して統合・可視化し、オフラインの顧客体験やブランド体験の設計からプロモーション施策まで一括して実現するソリューションのトライアルを行う。

オフラインの小売りでは生活者の反応をリアルタイムに計測・分析して新たな顧客体験に結び付けることが難しかった。生活者行動の可視化が困難で、投資対効果の検証・算出が容易ではないなどの課題がある。しかし近年は、AI(人工知能)・IoT(モノのインターネット)技術でオフライン店舗での生活者の性別・年齢や動線などの計測・分析が可能になっている。トライアルを展開するソリューションはIoT、ネットワークカメラを使ってオフラインのデータを収集・統合・可視化し、そのデータを活用してプロモーションのプランニング・実施・評価を提供する。

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