「TikTok」に「休憩タイム」、保護者向けサポート強化で10代の利用時間を管理可能に

新たな「ペアレンタルコントロール」、午後10時以降はスクリーンから離れるよう促す

短編動画アプリ「TikTok(ティックトック)」を展開するByteDance(バイトダンス)は、10代の子供のアカウントを保護者が管理する「ペアレンタルコントロール」機能で新たに「休憩タイム」を導入すると3月11日に発表した。保護者が指定した時間帯に子供がTikTokを利用できないように設定できる。食事時間や学習時間、夜間、旅行中などライフスタイルに合わせた最適な休憩時間を設定できる。

TikTokが新機能、「休憩タイム」で10代の利用時間を管理可能に

定期的な「休憩タイム」のスケジュールを組むことで、より柔軟に利用時間を管理できる。予定が変わった際は、子供から追加時間をリクエストして保護者が最終的な判断を行う。さらに10代の子供がフォローしているアカウントやフォロワー、ブロックしたアカウントも確認できるようにした。保護者が子供の交友関係について理解を深め、デジタルリテラシー向上のための対話を行いやすくなる。

フォローしているアカウントやフォロワー、ブロックしたアカウントを保護者が確認できるように

夜間にスクリーンから離れるよう促進し、午後10時以降に16歳未満の子供がTikTokを利用している場合は「おすすめ」フィードに「気持ちを落ち着かせて睡眠を促す」機能を導入した。視聴している動画が一度中断され、落ち着いた音楽とフルスクリーンでリラックスを促す通知が表示される。さらにTikTokを利用し続けると再度通知が表示され、より強く注意喚起する。数週間以内に「瞑想エクササイズ」を追加するテストも行う。

「気持ちを落ち着かせて睡眠を促す」新たな機能で、「瞑想エクササイズ」を追加するテストも実施予定
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