SprocketがサテライトCDP「Sprocket DataStudio」で生成AI機能のβ版を提供開始

「Sprobot for DataStudio」、データ活用に関してやり取りできるチャットボット

山川 健(Web担 編集部)

1月27日 7:00

CX(顧客体験)改善プラットフォーム事業のSprocket(スプロケット)は、同社が展開するサテライトCDP(カスタマーデータプラットフォーム)「Sprocket DataStudio」で、生成AI(人工知能)機能「Sprobot for DataStudio」のβ版の提供を始めた、と1月23日発表した。CDPによる顧客データ活用についてのやり取りができる生成AIのチャットボットとなる。

顧客データの統合・活用ニーズの高まりからCDPの導入が進む一方、CDP利用のノウハウがある人材が社内にいなかったり、データ活用の方法や手順が分からないため効果的な施策立案ができなかったりする企業も多いことから、Sprobot for DataStudioを提供する。データ活用に関する包括的なガイダンスと、自然言語による直感的な支援が特長となる。

包括的なガイダンスでは、目的やユーザーの理解度に合わせて手順を1つ1つ説明するとともに、効果的な施策立案やデータ分析のためのアドバイスを行う。データの抽出や分析で必要な作業を対話形式でサポート。高度なデータ活用のためのSQL(データベース言語)をユーザーに代わって記述する。Sprocket DataStudioの既存のユーザーは追加費用不要。

データ活用のプロフェッショナルとして生成AIが対話形式でサポート

この記事をシェアしてほしいパン!

人気記事トップ10

人気記事ランキングをもっと見る

今日の用語

エコーチェンバー
「エコーチェンバー」(Echo Chamber。エコーチャンバー)とは、「似たような意見・思想を持った人たちがコミュニティを形成した結果、意見が偏ってしまう現象」を指す。もともとは音響用語で、録音などで残響が強く残る“残響室”の意味だった。 SNSなどで自分と似たようなユーザーや好ましいと感じるユーザーばかりをフォローした結果、目にする投稿が世間一般・全世界で肯定されている意見と思い込んでし 用語集 を見てみる