高学歴×高収入=理想の子ども? 親が子に望む将来像、男女でどう違う?【YourChoiceProject/ベネッセコーポレーション調べ】
将来子どもにいくら稼いでほしい? 高学歴だと結婚に有利? 保護者のリアルな本音を調査。
8:00 調査/リサーチ/統計 | 調査データ
ハッシュタグYourChoiceProjectとベネッセコーポレーションは、子どもへの進学期待に関する男女差・地域差についての調査を実施した。未就学児〜大学生までの子どもをもつ保護者1867人が回答している。
将来子どもに稼いでほしい平均年収、男子は772万円、女子は634万円
まず、子どもに4年制大学の進学を望むかどうかを聞くと、特に首都圏の男子においては「強く望む」が約半数にのぼった。女子より男子、地方より首都圏の方が、子どもに学歴を求める傾向が強いようだ。
また、男女それぞれについて、学歴が高いことが結婚において有利になると思うかを聞くと、男子の場合は「どちらかというと思う」が圧倒的に多かった一方で、女子の場合は「どちらとも言えない」が多数派となった。
さらに、将来(40歳頃)は子どもにどのくらいの年収を稼いでほしいと思っているかを聞くと、男子は平均772万円、女子は平均634万円で、100万円以上の差がついた。なお、男子では「600万円~999万円」、女子では「400万円~799万円」がボリュームゾーンとなっていた。
大学進学時に子どもに地元に残ってほしいと思うかを聞くと、特に首都圏女子と地方女子において「どちらかというと望む・強く望む」の割合が多いことがわかった。日本にある大学は東京都内に集中しており、首都圏に住む学生は親元に残ることを望まれる傾向がある。
また、子どもに資格が必要な職業についてほしいと思うかを聞くと、特に地方女子においては「どちらかというと望む・強く望む」の割合が合計で75%にのぼった。
調査概要
- 【調査対象】未就学児〜大学生までの子どもをもつ保護者
- 【調査期間】2024年08月17日(土) ~ 2024年08月26日(月)
- 【調査主体】ベネッセコーポレーションとNPO法人ハッシュタグYourChoiceProject による共同調査
- 【調査方法】インターネットによる任意回答
- 【有効回答数】1867人(女性1526人、男性323人、その他18人)
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