防犯意識が高い都道府県、全国1位は「奈良県」。最も防犯対策をしていなかった県は?【パナソニック調べ】

「都会よりも治安がいいと感じる」は秋田県がトップに。エリアごとの防犯意識の傾向を調査。

今井扶美(Web担編集部)

2024年10月24日 8:10

パナソニックは、「防犯意識」に関する調査を実施した。全国の20歳~69歳の4,700名が回答している。

防犯対策をしていない人が最も多かったのは「鳥取県」

現在、防犯対策はしていますか?

まず、回答者全体に対し、防犯対策をしているかどうかを聞いたところ、しっかり対策している・少し対策をしているは合計で69.1%となった。都道府県別にみると、「しっかり対策をしている」と答えた人が最も多かったのは「奈良県」で24.0%、以下「東京都」が23.0%、「京都府」が22.0%となった。一方で、「対策していない」との回答が最も多かったのは「鳥取県」で、47.0%だった。

自宅の防犯対策をしようと思ったことがありますか?

続いて、自宅の防犯対策をしようと思ったことがあるかを聞くと、全体では77.2%が「ある」と回答した。一方で防犯対策を「しようと思ったことがない」の割合は、「熊本県」「沖縄県」「千葉県」が同率でトップとなった。なお、「沖縄県」の刑法犯認知件数は2023年で約620件となっており、防犯意識と実態にギャップがあることがわかった。

都会に比べて今住んでいるエリアは治安が良く安心して暮らせるエリアだと感じますか?

また、都会に比べて今住んでいるエリアは治安がいいと感じているかを聞くと、合計で84.1%が「そう感じる」と答えた。都会よりも治安がいいと思っている人が最も多いのは「秋田県」で49.0%、治安がいいと思っていない人が最も多いのは「滋賀県」で30.0%となった。

調査概要

  • 【調査対象】全国 20代~60代 男女 計4,700人
  • 【調査期間】2024年9月20日~9月25日
  • 【調査方法】インターネット調査
  • 【調査会社】楽天インサイト

この記事をシェアしてほしいパン!

人気記事トップ10

人気記事ランキングをもっと見る

今日の用語

エコーチェンバー
「エコーチェンバー」(Echo Chamber。エコーチャンバー)とは、「似たような意見・思想を持った人たちがコミュニティを形成した結果、意見が偏ってしまう現象」を指す。もともとは音響用語で、録音などで残響が強く残る“残響室”の意味だった。 SNSなどで自分と似たようなユーザーや好ましいと感じるユーザーばかりをフォローした結果、目にする投稿が世間一般・全世界で肯定されている意見と思い込んでし 用語集 を見てみる