アドビが作業データ作成・管理プラットフォーム「Adobe Workfront Planning」を提供開始

「Adobe Workfront」の一部、マーケティング活動を集約、戦略的なプランニングが可能に

山川 健(Web担 編集部)

2024年9月27日 7:00

米国アドビの日本法人、アドビは、本社が同社のプロジェクト管理ソリューション「Adobe Workfront」の一部となる作業データ作成・管理の一元型プラットフォーム「Adobe Workfront Planning」の提供開始を8月28日に発表した、と9月26日公表した。組織のマーケティング活動を集約した統合ビューによって、より戦略的なプランニングと実行が可能になる。

Workfront Planningは、マーケティング組織全体で断片化されたワークフローとデータを結び付け、実用的なインサイト(洞察・発見)を提供。マーケティングキャンペーンの迅速な実行を可能にする。高度にパーソナライズされた顧客体験が求められる中、マーケティング業務を可視化。担当者は個別チームにヒアリングしなくてもインサイトにアクセスできる。

マーケティングカレンダーなどを使った情報の整理・視覚化▽会話型AI(人工知能)によるキャンペーン記録などの要約作成▽使用が容易な記録管理--の機能を備える。整理・視覚化された情報とAI搭載の会話型インターフェイスを通じて実用的なインサイトにアクセスでき、新規キャンペーンの計画・立ち上げ時間や、異なるチーム間での調整作業が減らせる。

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