リンクトイン・ジャパンが東京ミッドタウン・タワーにオフィス移転、交流スペース設置

これまでの5倍の広さでキャリアを築く学生支援を強化、メディア制作機能も備える

ビジネス特化型SNS「LinkedIn(リンクトイン)」を運営する米国LinkedInの日本法人、リンクトイン・ジャパンは、事業の拡大と従業員数の増加で東京ミッドタウン・タワー(東京都港区)に本社を移転すると6月3日に発表した。これまでの5倍の広さの新オフィスは従業員だけでなく、クライアントやLinkedInメンバーと交流をする設計にした。

リンクトイン・ジャパンの新オフィス

新オフィスでスキルベースの採用や、LinkedInを効果的に活用するセッションを開いて、キャリアを築く学生やプロフェッショナルを支援する。オフィスに併設して「ウィスパーブース」も年内に開設する。APAC(アジア太平洋)で唯一となる「LinkedInラーニング」のコンテンツを制作する、ライブアクションステージ形式のメディア制作機能を備える。

新オフィスは、日本の伝統的な釘(くぎ)を使わず木材を組み合わせる技法の「木組み」構造に着想を得て設計。日本の建築文化の美しさと機能性を象徴するデザインにした。世界中のLinkedInオフィスのロゴはその地域の意味が込められたものをモチーフに制作しており、日本の新オフィスは伝統的な修復技術の「金継ぎ」をモチーフに制作した。

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