テレビ東京がブランドマークを「テレ東」に刷新、視聴者に浸透した呼び名をマークに

テレビ東京ホールディングスは、ブランドマーク(ロゴ)を25年ぶりに刷新する、と10月24日に発表した。1998年策定の現在の英文字表記から「テレ東」に変える。1964年の放送開始から2024年4月で開局60周年を迎えるのを機に、視聴者に浸透している「テレ東」の呼び名をブランドマークにした。新たなタグライン(キャッチコピー)となる「ちょっといい明日(あした)のために。」も決定した。ブランドマークの変更は11月13日から。

「テ」の左下の赤い部分は、数字の「7(チャンネルの7)」をモチーフにした「矢」をイメージし、視聴者の心に深く届いて「ちょっといい明日」を提供していくことを表現。色は、現在のブランドマークの赤と青の組み合わせを踏襲し、「心を温かく、時に熱く」を込めた「テレ東レッド」と、「視聴者、パートナーに信頼される存在となる」を込めた「テレ東ブルー」で、60年の歴史を土台にさらに進化していく意志を表している。

タグラインには、まだ見ぬ「おもしろい」を創り、心を温かく熱くするコンテンツを心に深く届けて少しでも良い明日につながるようにしたい、という新たな企業理念(パーパスとミッション)の「想い」を込めた。パーパスやミッションは、22年2月に社内に発足したリブランディング戦略会議で議論して決めたもの。「BSテレ東」などテレビ東京ホールディングスのグループ各社もブランドマークと企業理念を一新する。