今後注力したい広告施策トップは「オウンドメディア」、一方「Connected TVの活用」が初めて上位に【コムエクスポジアム調べ】

2023年に広告・マーケティング予算を増加する予定の企業は38.4%。

コムエクスポジアム・ジャパンは、「企業が注力するマーケティング調査レポート」最新版を発表した。同社が主催する「ad:tech tokyo」「Brand Summit」「Commerce Summit」などに参加した広告・マーケティング担当者65人から、2023年の広告予算や、感染症の影響低下で行った施策などについて回答を得ている。

Connected TV=ネット接続テレビの有効活用にマーケターの注目が集まる

まず「2023年度の広告マーケティング予算の増減予定」を聞くと、「今年度と同程度」49.2%がほぼ半数を占めたが、「大幅増加(11%以上)」13.8%、「増加(6~10%程度)」10.8%、「微増(3~5%程度)」13.8%は、あわせて38.4%に達しており「広告・マーケティング予算を増やす」という企業も多い。

2023年度の広告マーケティング予算の増減予定について

2022年に実施した施策では、コロナ禍の影響低下を受け「顧客を招待したリアルイベント」33.8%がもっとも多かった。また「交通広告、屋外広告など、人の移動に関するメディアの影響」16.9%も3位と高い割合を示した。

2022年の活動において、新型コロナウイルスの影響が低下したことで力を入れた施策は?(複数選択可)

2023年に注力したい施策では 「オウンドメディアの充実・強化」52.3%が半数を超え、「コンテンツマーケティングの強化」44.6%、「自社ECサイトの強化・充実」43.1%がトップ3だった。さらに「Connected TV(ネットに接続されたテレビ)の有効活用」26.2%が初めて上位となった。背景として、FIFAワールドカップなどのスポーツコンテンツが大きく注目を集めたことが考えられる。

この先1年で重要度が増し、注力する・予算を振り向ける施策は?(4つまで)

調査概要

  • 【調査対象】2022年の「ad:tech tokyo」「Brand Summit」「Commerce Summit」などに参加した企業の広告・マーケティング担当者
  • 【調査方法】インターネット調査
  • 【調査時期】2022年12月7日~14日
  • 【有効回答数】65人
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