年上世代には「SNS」「EC」さえ通じない……年上世代ギャップを感じる年齢差は「10歳」から【ビズヒッツ調べ】

世代差を感じる理由は「日常会話が合わない」「仕事への姿勢が違う」「IT・PCが苦手」など。

ビズヒッツが運営するメディア「Biz Hits」は、「職場で感じる世代間ギャップ」に関する調査結果を発表した。主に年上世代に感じる問題点について、20代以上の働く男女498人が回答している。

「なにそれ? となることが多い」「仕事偏重」「過剰接触」

まず「職場で何歳以上に世代間ギャップを感じるか」を聞くと、「10~14歳以上」44.9%が最多。「9歳以下」は合算でも10.3%にとどまっており、「10歳」という数字が、わかりやすく壁になっているようだ。実際、10年の差があると、義務教育の内容、流行、社会情勢もかなりの差異がある。

次に「職場で年上に世代間ギャップを感じること」を聞くと、1位は「日常会話の話題が合わない」202人が圧倒的多数だった。以下「仕事への姿勢が違う」107人、3位「IT・PCが苦手」53人が続く。なお年上世代に通じなかった言葉としては「SNS」「EC」などがあがったという。

「日常会話の話題が合わない」についてさらに聞くと、「なにそれ? となることが多い」「好きな歌手とか高校時代の話をしたとき話がかみ合わない」といった声があがった。「仕事への姿勢が違う」では「出世に興味がある」「上の世代の人たちはプライベートよりも仕事を大事にしている」など、年上世代の仕事偏重に批判的な声が多かった。そのほか「キーボードを人差し指だけで打つ」「覚えるのを放棄して手書き優先」「コンプライアンス遵守・ハラスメント防止といった時流を全然理解していない」「コミュニケーションが密」という意見もあがっている。

逆に「職場で上の世代に敵わないと思うこと」を聞くと、1位「経験値・知識量の多さ」89人、2位「コミュニケーション能力が高い」70人、3位「柔軟な対応力」64人、4位「仕事に対する熱意」63人が上位だった。経験値・知識量は年齢が上であれば当然の話だが、コミュニケーション能力・対応力・熱意などは、なんだかんだで年の功と言えるかもしれない。

調査概要

  • 【調査対象】20代以上の働く男女
  • 【調査方法】インターネットによる任意回答
  • 【調査期間】2022年9月18日~23日
  • 【有効回答数】498人(女性296人/男性202人)
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