電通デジタルが楽天会員のデータを活用した運用型広告プラットフォームの先行利用を開始

開発支援した「RMP - Connect」、消費行動分析データで高精度の分析や広告配信、計測

デジタルマーケティング事業の電通デジタルと電通は、楽天グループが提供する運用型広告プラットフォーム「RMP(Rakuten Marketing Platform) - Connect」の先行利用を始めた、と9月20日に発表した。楽天会員の消費行動分析データを活用して高精度に分析や広告配信、効果計測を行うことができる。電通デジタルと電通は、楽天の大規模な顧客基盤を活用した統合的なマーケティングソリューションを提供する。

電通デジタルと電通は、2021年2月からRMP - Connectのβ版ソリューションの開発を支援し、200件以上の活用実績・知見を蓄積。それらを活用して先行利用する。プライバシー保護の高まりで従来手法でのデジタル広告の運用が難しくなる中で、1億以上の楽天会員からなる顧客基盤の消費行動分析データを基に、①ターゲット抽出・策定、②主要プラットフォームとの連携、③オンライン・オフラインの効果検証――を実行できる。

①は、広告主の目的に沿ったターゲット抽出で顧客セグメントを可視化して購買確率を算出(スコアリング)する。②は、楽天が蓄積する消費行動分析データで作成したセグメントに、SNSや動画配信プラットフォームで広告配信する。③はショッピングモール「楽天市場」で広告による態度変容・購買リフトを検証できる。楽天はこれまでも運用型広告プラットフォームを提供していたが、RMP - Connectでより柔軟に分析や広告配信できる。

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