Adobeが米国ホームセンターチェーン大手のHome Depotとのパートナーシップを拡大

Home Depotはカスタマージャーニーの包括的な把握でオムニチャネルの顧客体験実現

米国Adobe(アドビ)の日本法人、アドビは、米国本社が米国のホームセンターチェーン大手、Home Depot(ホームデポ)とのパートナーシップ拡大を6月7日に発表した、と6月21日公表した。Home Depotは、Adobeのツールでカスタマージャーニー(顧客の購買までのプロセス)を包括的に把握することで、オムニチャネル(販売ルート連携)の顧客体験を実現できるようになった。。

Home Depotは、オンラインとオフラインをまたいだ買い物体験を提供。店舗内での各種サービスやEコマースなどで継ぎ目のない顧客体験を可能にしている。アドビとのパートナーシップ拡大によって、さまざまな顧客接点からカスタマージャーニーに関する総合的なインサイト(深層心理)が得られ、各チャネルでの体験を最適化してマーケティング投資の効果を高められる。

今回Home DepotはAdobeの「Adobe Real-Time CDP(顧客データプラットフォーム)=リアルタイムCDP」を導入。DIYや修理に必要な商品を提示し、高度にパーソナライズした顧客体験の提供を可能にした。パーソナライゼーションキャンペーンには企画から実施まで7~10日かかっていたが、24時間以内に短縮し、商品を購入して数日後に不適切な提案をすることがなくなった。

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