文藝春秋がデジタル関連の開発・ビジネス特化の新会社「Bunshun Tech ZERO」設立

紙媒体でのコンテンツ製作ノウハウをデジタル分野に活用、技術系の人材を受け入れ

山川 健(Web担 編集部)

2022年3月18日 7:00

出版大手の文藝春秋は、デジタル関連の開発・ビジネスに特化した新会社「Bunshun Tech ZERO」を設立した、と3月17日発表した。紙媒体の展開を通して蓄積してきたコンテンツ製作のノウハウをデジタル分野に活用することで、新たな情報やエンターテインメントを提供する。

Bunshun Tech ZERO合同会社ロゴ

新会社は「デジタルにZEROからストーリーを作る」とする役割から名付けた。文藝春秋は創業100年。情報の伝達方法が紙からデジタルに変わっても、人が興味を持つ情報やエンターテイメントは普遍、と考え、技術系の人材を受け入れるためにBunshun Tech ZEROを立ち上げた。

文藝春秋はニュースサイト「文春オンライン」、スポーツ情報「Number Web」、女性ポータル「CREA WEB」を展開。文春オンラインは2021年8月の自サイトのページビューが6億3094万を記録した。ウェブビジネスが拡大する一方、技術人材が足りないことから、新会社に集める。

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