米国セールスフォースと米国AWSがパートナーシップ拡大、開発者エクスペリエンスを統合

顧客価値向上が目的、DXを加速させるビジネスアプリケーションの構築・展開が素早く可能に

山川 健(Web担 編集部)

2021年6月28日 7:00

CRM(顧客関係管理)ツール「Salesforce」を展開する米国セールスフォース・ドットコムと、米国アマゾンの関連会社でクラウドコンピューティングサービス事業の米国アマゾンウェブサービス(AWS)は、世界的な戦略パートナーシップを拡大する、と6月23日(米国時間)に発表した。それぞれの日本法人、セールスフォース・ドットコムとアマゾンウェブサービスジャパンが6月25日に公表した。

顧客価値向上を目的に開発者エクスペリエンスを統合。SalesforceとAWSの機能を最大限活用することで、DX(デジタルトランスフォーメーション)を加速させるビジネスアプリケーションの構築・展開が素早く可能になる。SalesforceのデータやワークフローをAWS上で動作するソリューションにネイティブにつなぎ、両プラットフォームの機能を拡張するカスタムアプリケーションが構築できる。

顧客は、新たな統合されたプラットフォームを通じてAWSとSalesforceのサービスをシームレスに使用できる。Salesforceは、AWSの音声、ビデオ、AI(人工知能)、ML(機械学習)の各サービスを直接組み込んでいく。顧客はすぐに使えるソリューションをSalesforceから直接購入し、統合されたAWSサービスを従量課金制で利用可能になる。今回発表した製品の一般提供開始は2022年を予定する。

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