楽天が途上国の開発課題解決とSDGs達成への貢献を目的にJICAと包括連携協定を締結

途上国のスタートアップ企業への助言やショッピングモールでの商品情報提供など想定

楽天は、独立行政法人国際協力機構(JICA)と包括連携協定を2月25日に結んだ、と同日発表した。国際協力を通じた途上国の開発課題解決とSDGs(持続可能な開発目標)達成に貢献することを目的にする。両者が持つ知見、人材、ITなどの技術を生かして協働していく。SDGsは持続可能な開発のために国連が定める国際目標。17の世界的目標と169の達成基準で構成している。

連携協定は、(1)ITなどの技術を活用した途上国の開発課題の解決に貢献するイノベーション(技術革新)の推進に関する事項(2)サステナブル(持続可能)な消費やライフスタイルの訴求を通じたSDGsへの理解促進や行動変容の推進に関する事項(3)多様なステークホルダー(利害関係者)との協働による新しい国際協力の追求とパートナーシップの活性化に関する事項--など。

具体例として(1)はJICAが支援する途上国のスタートアップ企業に楽天がITやビジネスで助言すること、(2)は途上国産品の販路拡大に向け、楽天が運営する持続可能性に関する国際認証取得商品を中心にしたインターネットショッピングモール&オンラインメディア「EARTH MALL with Rakuten」などでJICAが支援する途上国の企業や商品情報を提供することを挙げている。

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