コロプラの「おでかけ研究所」が商業施設向け分析サービスでTangerineと連携を開始

位置情報による商圏エリアマーケティングからインストアマーケティングまで分析可能

位置情報分析コンサルティングを行うコロプラは、同社の位置情報データ活用組織「おでかけ研究所」が、リアル行動データプラットフォームを展開するTangerineと、商業施設向け分析サービスで連携を始めた、と2月25日発表した。連携によって、位置情報データを使った商圏エリアマーケティングから商業施設のインストアマーケティングまで一括して分析可能になった。

おでかけ研究所は、位置情報データを生かしたエリアマーケティング分析、コンサルティングサービスを商業施設運営会社に提供しているが、施設内の人の流れが分からないことが課題だった。今回Tangerineと連携することで可能になった。同社は、センサーで来店者の施設内行動を取得する同プラットフォーム「Tangerine nearME」を展開していて、連携でこれを活用する。

おでかけ研究所は位置連動広告配信サービスも拡充。位置情報データの解析で得られる居住地や勤務地などに施設の来訪履歴を組み合わせ、ターゲットを絞った配信を可能にした。おでかけ研究所のサービスでは、Tangerineが展開する実店舗の行動分析サービス「Tangerine nearME Retail Analytics」も活用。近隣商圏の動態調査から施設内の動態までの分析を実現する。

新規・リピート客の割合と実勢商圏
サービス提供イメージ
「neraME Retail Analytics」画面サンプル
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