リアル行動データプラットフォーム「Tangerine nearME」がメッセージング管理と連携

Tangerine、DACの「DialogOne」と、ユーザーのオフライン行動可視化策が容易に可能

山川 健(Web担 編集部)

2018年12月11日 7:01

位置情報広告事業のTangerineは、同社のリアル行動データプラットフォーム「Tangerine nearME」と、インターネット広告のデジタル・アドバタイジング・コンソーシアム(DAC)のメッセージング管理ソリューション「DialogOne」が連携した、と12月10日発表した。DialogOne導入企業はビーコンを活用する施策が容易になる。

ビーコンは微弱な信号を発信する機器を指し、圏内のユーザーを検知して店舗情報などのメッセージが配信可能。Tangerine nearMEはビーコンを利用して実行動データを蓄積・分析する。DialogOneは広告主の顧客情報と「LINE」「Facebook Messenger」などのアカウント情報を組み合わせて最適化したメッセージが配信できる。

 

連携でDialogOneを使用している企業はビーコンを生かしたメッセージの配信設定、設置後のビーコン端末管理などが簡単になり、ユーザーのオフライン行動を可視化する施策が実現する。ビーコンの活用は、企業による個別の端末設置や煩雑な調整・設定が必要なことが課題になっていた。DACとTangerineは8月に資本提携した。

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