BTPがデジタル広告のアドベリフィケーション対応を目視で検証する2種類のサービス開始

「セーフティリストテーラー」と「ブロックリストテーラー」、AIの誤検知や漏れを防止

山川 健(Web担 編集部)

2020年8月28日 7:02

広告・マーケティング分野のビジネスプロセスアウトソーシング事業を行うビズテーラー・パートナーズ(BTP)は、デジタル広告のアドベリフィケーション対応を目視で検証するセーフティリスト作成支援サービス「目視で検証するセーフティリストテーラー」と、ブロックリスト作成支援「目視で検証するブロックリストテーラー」を始める、と8月27日発表した。

目視で検証することで、AI(人工知能)による誤検知や検知漏れを防ぐ。アドベリフィケーションは広告の価値毀損(きそん)検証と対策を意味する。セーフティリストテーラーは、ブランドセーフティ(ブランドを損なう可能性があるサイトへの広告掲載防止)などの観点で選別した広告主個別基準での配信先を実際に目で確認し、安全な配信リストの作成を支援する。

ブロックリストテーラーは、AIを使って除外してリスト化することが多いブロックリストを目視で検証。本来は配信可能なドメインの見極めや、失われることがなかったリーチの獲得を実現する。ビズテーラー・パートナーズは、デジタルマーケティング事業のサイバー・コミュニケーションズ(CCI)と、ネットセキュリティ事業のイー・ガーディアンが出資している。

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