電通デジタルが企業のDX推進に向けた新規事業開発支援「AGILE EXPERIENCE DESIGN LAB」開始

アジャイル型のUXデザインアプローチでサポート、一連の開発プロセスをオンライン上で実行

電通グループでデジタルマーケティング事業の電通デジタルは、アジャイル型のUX(ユーザー体験)デザインアプローチによって、企業のDX(デジタルトランスフォーメーション)推進に向けた新規事業開発を支援するサービス「AGILE EXPERIENCE DESIGN LAB」を始める、と8月27日発表した。一連の開発プロセスをオンライン上で実行する。

アジャイル型のアプローチは、小さな開発サイクルを柔軟・迅速に繰り返して顧客体験価値を高める方法。企業がDX推進に向けた新製品・サービス開発でビジネス刷新を探る中、ニーズに応える素早い製品展開で必須とされる。一方、多くの企業では工程を段階的に着実に進めていくウオーターフォール型と呼ぶ従来の方法が定着している。

企業でアジャイル型プロセスのノウハウを持つ人材が不足していることからAGILE EXPERIENCE DESIGN LABを提供する。DX推進支援で蓄積したUXデザインの知見を生かし、顧客価値の探索、体験設計、アイディエーション、プロトタイプ開発、MVP(実用最小限の製品)構築までのアジャイル型開発をオンライン上で3~6カ月の短期間で行う。

プロセスは、(1)Co Empathy=「顧客課題・インサイト」を見つける(2)Co Creation=「価値あるソリューション」を創る(3)Co Execution=「MVP」を作り、市場に投入する--となる。(1)で重点課題を特定した後(2)でソリューション案を基にプロトタイプを作成してユーザー調査で有効性を検証。(3)でMVPを開発して改善を繰り返す。

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