「Adobe Acrobat」と「Googleドライブ」統合の「Adobe Acrobat for Google Drive」提供

米国Adobe、Googleドライブから直接PDFの作成・表示・注釈の追加・修正・共有が可能に

米国Adobeは、同社のPDF作成・編集ソフト「Adobe Acrobat」と、米国Googleのオンラインストレージサービス「Googleドライブ」を統合するツール「Adobe Acrobat for Google Drive」の提供を2月20日に始めた、と同日発表した。「G Suite Marketplace」で展開する。Adobeの日本法人、アドビシステムズが2月25日に公表した。

Adobe Acrobat for Google Driveによって、「Googleスプレッドシート」「Googleドキュメント」、JPEG、PSD、PDFなどのファイルをGoogleドライブに保存しているユーザーは、Googleドライブから直接PDFの作成、表示、注釈の追加、修正、共有、電子サインができるようになった。アプリの切り替えなくPDFツールが使える。

AcrobatとGoogleドライブの統合で無料でPDFを表示、検索して注釈が付けられる。AdobeのPDFツール「Acrobat DC」のサブスクリプション(定額課金)ユーザーは、フォント、フォーマット、レイアウトを維持したPDFの作成▽既存PDFの変更・編集▽複数のファイルタイプを1つのPDFにまとめて保存--などの機能が利用できる。

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