海外向けコンテンツ配信の月額定額制サービス「グローバルオプション・フラット」開始
レッドボックス、完全定額でコスト削減が可能、地理的要因によるレスポンス低下も防止
2019/3/6 7:02 Web担当者/仕事
負荷分散システム開発・コンテンツ配信ネットワーク(CDN)事業のレッドボックスは、海外向けコンテンツ配信の月額定額制サービス「グローバルオプション・フラット」を3月5日に始めた、と同日発表した。完全定額タイプは従来のサービスよりコスト削減が可能になる。地理的な要因によるレスポンスの低下も防ぐ。
グローバルオプション・フラットは、月間転送量が10TB(テラバイト)=1万GB=を超える大規模配信用の完全定額と、一定の転送量まで定額の2タイプがある。一般的な海外向けコンテンツ配信は国別に決められた従量課金が多いが、これはどの国からの配信でも一律料金で、HTTPSやリクエスト数による追加料金もない。
海外配信は距離的な問題から国内配信と比べてウェブ表示の速度低下が心配される。グローバルオプション・フラットはアジア、欧州、北米の3ロケーションから配信し、地理的要因でのレスポンス低下を防止する。グローバルコンテンツ配信の課題とされるキャッシュ削除も1秒以下で実行できる仕組みを採用している。
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