B2B企業の47%は「必要な顧客獲得施策が実現できていない」【フルスピード調べ】

フルスピードは、B2B企業におけるインターネットを活用した顧客獲得施策に関する調査を実施した。

フルスピードは、法人顧客獲得活動を行っているB2B企業の広告/マーケティング/広報/企画の担当者442名を対象に、デジタルマーケティングの実施状況に関する調査を実施した。

「目標達成に必要な施策が実現できている」は19.4%

「経営者が求める目標達成のために、あなたが必要だと考えるインターネットを活用した顧客獲得施策は実現できていますか」との問いに対して、「全く実現できていない」が8.8%、「あまり実現できていない」は38.2%となった。約半数の担当者が自社の現状を厳しくとらえている。「十分に実現できている」は6.1%、「どちらかと言うと実現できている」は13.3%に留まった。

上司や経営者は「理解してくれている」34.8%、「理解してくれていない」33.5%

インターネットを活用した顧客獲得施策の考えや方法に関する上司や経営者の理解を聞いたところ、「非常に理解してくれている」と「どちらかというと理解してくれている」をあわせた「理解してくれている」という回答が34.8%。「全く理解してくれていない」と「あまり理解してくれていない」を合算した「理解してくれていない」は33.5%となった。

この調査では、上司や経営者の理解を得るためにどのような工夫をしているかについても自由回答で聞いており、「情報収集」「情報共有」「関係構築」などが共通キーワードとして浮かび上がったとのこと(具体的な回答内容は関連リンクのQ.5を参照)。中には「半ばあきらめ」「何をしても理解してもらえない」「微笑む」などの回答もあり、担当者の切ない心中がうかがえる。

86.4%が「ターゲティング精度は重要」

ターゲティング精度の重要性を聞く質問に対して、「とても重要だと思う」が43.4%、「ある程度は重要だと思う」は43.0%となった。

調査概要

  • 【調査対象】全国のBtoB向け顧客獲得施策を実施している広告・マーケティング・広報・企画の担当者
  • 【調査方法】インターネット調査(ネットリサーチ)
  • 【調査時期】2018年3月9日
  • 【回答者数】442名
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