NTTコム、アプリやWebサイトにリアルタイムコミュニケーション機能を追加する「SkyWay」を提供開始

コミュニケーションを実現する技術に必要なサーバー群をNTT Comが運用し、SDKを提供

岩佐 義人(Web担 編集部)

2017年9月12日 8:23

NTTコミュニケーションズは、音声・ビデオ通話などのオンラインによるリアルタイムコミュニケーション機能を、スマートフォン・タブレット端末向けのアプリやWebサイトに即日実装可能なクラウドサービス「Enterprise Cloud WebRTC Platform SkyWay(SkyWay)」の提供を9月7日開始する、と同日発表した。SkyWayは、リアルタイムコミュニケーションを実現する標準技術「WebRTC」の利用に必要なサーバー群をNTT Comが運用し、SDK(開発キット)を提供する。

SkyWayは、スタートアップ企業や開発者が利用できる無償プランと、テクニカルサポートやSLA(サービスレベル保証)が付いたエンタープライズ向けの有償プランを提供する。これにより、ユーザーは、アプリやWebサイトにSDKを組み込むだけで、利用者に音声・ビデオ通話やデータ通信を実現できる環境を、迅速で簡単に導入することができる。提供するSDKは、Webブラウザ、iOS、Android、IoT対応機器向けの4種類となる。

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