サイバーエージェント、3Dデータの肖像利用・管理に特化した子会社「Digital Double」設立

3Dスキャンで取り込んだ3Dデータの肖像利用・管理と、キャスティング業務を担当
岩佐 義人(Web担 編集部) 2017/6/9 7:00

インターネット広告のサイバーエージェントは、著名人などの3Dデータにおける肖像利用・管理及びキャスティング事業をする子会社「Digital Double」を6月7日に設立した、と同日発表した。Digital Doubleは、3Dスキャンでタレントやモデルなどの肖像を取り込んだ3Dデータの肖像利用・管理と、キャスティング業務を行う。3Dデータを活用したゲームCG制作、広告クリエイティブ制作の需要の高まりを想定し、この領域における実績およびノウハウを蓄積するために設立した。

Digital Doubleは、サイバーエージェントグループのタレントキャスティング会社「CCPR」がキャスティング面で協力し、技術面ではグループ内のゲーム会社「Cygames」が協力する。Cygamesが保有する200台以上のカメラと3Dスキャン(フォトグラメトリー)スタジオと連携する。また、3DCG動画広告制作会社 CGチェンジャーともクリエイティブ面で連動し、国内最大の3D肖像データ取扱い数を目指す。

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