アイレップがDSP「Marketia DSP」の本格提供を開始、パフォーマンスの改善に特化

テスト導入した旅行・EC・金融・メディア系などの多様な業種でCPAが最大300%改善

広告代理事業のアイレップは、自社開発のDSP(デマンドサイドプラットフォーム)「Marketia DSP」の本格提供を始めた、と4月25日発表した。パフォーマンスの改善に特化した広告取引プラットフォームで、入札と広告配信面選択に関する独自のロジックを採用した。テスト導入した旅行、EC、金融、メディア系など多様な業種でCPA(顧客獲得単価)が最大約300%改善できたという。DSPは、広告在庫の買い付けから配信、掲載面、オーディエンス(利用者)ターゲティングを一括管理するプラットフォームを意味する。

Marketia DSPは、目標にするCPA達成に向けたCPC(クリック単価)やCPM(掲載1000回あたりの料金)をオークションごとに最適化することが可能になり、CPAの改善を実現する。パフォーマンスに特化するとともに、ブランドイメージを低下させる可能性があるウェブサイトを除外する。加えて、DMP(データマネジメントプラットフォーム)と連携することで、購買に近い購買検討層や興味・関心がある層などへのオーディエンスターゲティングや、行動の傾向が類似するユーザーへのオーディエンス拡張配信も可能にした。

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