インテージ、小売業向けPOSデータ集計・分析サービス「see-port Analysis」提供開始

顧客起点マーケティングには、購買履歴データの活用が不可欠なことからサービスを提供
岩佐 義人(Web担 編集部) 2017/3/24 12:40

市場調査のインテージは、小売業の顧客購買履歴データ(POS/ID-POSデータ)を簡単に集計・分析できるサービス「see-port Analysis(シーポートアナリシス)」を開発し、3月30日から提供を開始する、と3月23日発表した。小売業が売上を拡大するためには、生活者のことを知り、多様化する価値観に対応し、売上を最大化する顧客起点のマーケティングが必要となっている。顧客起点マーケティングには、購買履歴データの活用が不可欠なことからsee-port Analysisを開始することにした。

see-port Analysisは、日々の売上把握、各種分析テンプレート(アイテムABC分析、トライアルリピート分析など)を用意している。クロス集計表やサマリデータのCSVデータ抽出機能を備え、用途に応じて活用できる。インテージの提供する生活者の可視化ソリューション「Genometrics(ゲノメトリクス)」と連携し、生活者セグメント属性を用いた分析が手元でできる。同一プラットフォームを利用して、取引先へのPOS/ID-POSデータ開示もできるため、取引先との連携強化に活用することができる。

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