ソフトバンクがターゲティングデータ活用で最適な広告を配信するプラットフォーム提供

「SoftBank Ads Platform」、資本・業務提携しているマイクロアド、ジーニーとの協業

山川 健(Web担 編集部)

2016年10月14日 16:32

ソフトバンクは、ターゲティングデータを活用して最適な広告を配信するプラットフォーム「SoftBank Ads Platform(ソフトバンクアドプラットフォーム)」の提供を10月13日に始めた、と同日発表した。広告プラットフォーム事業のマイクロアド、広告技術開発のジーニーとの協業で展開する。マイクロアド、ジーニーともソフトバンクと資本・業務提携している。マイクロアドのDSP(デマンドサイドプラットフォーム)と、ジーニーのSSP(サプライサイドプラットフォーム)、PMP(プライベートマーケットプレイス)を活用する。

ソフトバンクアドプラットフォームは、マイクロアド、ジーニーが保有するウェブやアプリの閲覧データとソフトバンクの独自データを組み合わせ、高精度なターゲティングデータに基づいた広告配信を可能にする。企業は見込み客に向けて効率的に広告できる。DSPは、広告主の条件に合わせて複数のメディアや広告ネットワークに広告を一括出稿できる配信仲介システムで、SSPは、媒体の広告枠販売や広告収益の最大化を支援するツール、PMPは、データに基づいて広告枠をリアルタイムに自動で買い付ける運用型広告を意味する。

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