人工知能がWebページのデータから課題を自動で発見、「調査機能」をAIアナリストが実装

WACUL、調査機能の追加で貢献度チェックや改善ページの効果検証を手軽に実施

岩佐 義人(Web担 編集部)

2016年6月17日 8:16

Webサイト制作のWACUL(ワカル)は、同社の人工知能「AIアナリスト」に6月13日、「調査機能」を追加した、と同日発表した。調べたいページのURLを入力すると、人工知能がデータを集計して該当ページの課題を教えてくれる。調査機能は、新しく制作した特集ページの貢献度チェックや、改善したページの効果検証を手軽に実施することができる。

AIアナリストに追加した調査機能は、たとえば“/member/”があったときにCVR(会員登録など目標のつながる率)が2.9倍になる反面、全訪問者の22.8%は該当ページを見ていないという課題が出た。調査機能では、この結果により“/member/”のページを「より見られるように改善すぺき」と判断する。調査機能は「新しい特集ページを作ってみたけれど、効果は出ているのか」「ページを新しくしたいが、どんな改善をすればいいのか」といった疑問があるときに、簡単に調べることができるという。

この記事のキーワード

この記事をシェアしてほしいパン!

人気記事トップ10

人気記事ランキングをもっと見る