電通、マスメディアとWeb広告の相乗効果を最大化するプラットフォーム「STADIA(β版)」を開発

Dentsu.io内にSTADIA(β版)を構築、オフラインの接触状況に基づくWeb広告配信を可能に
岩佐 義人(Web担 編集部) 2016/3/5 23:22

電通は、アクセスログとWebオーディエンスデータを統合して、マスメディアとWeb広告の相乗効果を最大化する統合マーケティングプラットフォーム「STADIA(β版)(スタジア・ベータ版)」を開発した、と3月4日発表した。高速データ解析プラットフォーム「Dentsu.io」を機能拡張し、テレビ視聴を含むマスメディアの接触を推定するアクセスログデータを集約し、オーディエンスデータとの統合解析を可能にするSTADIA(β版)をDentsu.io内に構築し、オフラインの接触状況に基づくWeb広告配信が可能になる。

STADIA(β版)は、マスメディアへの接触状況や視聴者の嗜好性を解析する機能を持つ。マスメディアのアクセスログデータをCookieや広告IDに変換・拡張することができる。また、さまざまなDMP(データ・マネジメント・プラットフォーム)に接続する機能を持っている。STADIA(β版)の利用により、メディアの露出状況やパネルデータを基にWeb広告を配信するだけでなく、マスメディアに対する個々の実接触状況に基づいて、規定したセグメントに対してWeb広告を配信できるため、統合マーケティングの新たなKPI(重要業績評価指標)の設定・改善が可能になるという。

電通
http://www.dentsu.co.jp/

STADIA(β版)について
http://www.dentsu.co.jp/news/release/2016/0304-008689.html

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