アクセス解析と外部調査モニターの属性データを連携する「Agile Audience Analytics」提供開始

電通と電通マクロミルインサイト、広告運用のPDCAの高速化を可能にするサービスを実施
岩佐 義人(Web担 編集部) 2016/6/29 7:38

電通と電通マクロミルインサイトは、企業が利用するサイト解析ツールに外部調査モニターの属性データを連携するサービス「Agile Audience Analytics(アジャイル・オーディエンス・アナリティクス)」を開発し、6月27日より提供を開始した、と同日発表した。Agile Audience Analyticsは、外部調査モニターの属性データを任意のサイト解析ツールやDMP(データ・マネジメント・プラットフォーム)にリアルタイムで紐づけできるため、広告戦略の立案段階で設定したターゲットへの到達度をタイムリーに把握でき、広告運用のPDCAの高速化が可能になるという。

Agile Audience Analyticsは、このほか、サイト解析ツールやDMPから抽出した任意の顧客セグメントと調査モニターの属性データを紐づけて調査対象者の選出を行うこともできることから、追加施策としてアンケートを実施するなど、戦略の軌道修正に役立てることができる。これまでのサイト解析は、分析結果に対して事後的に紐付けるもので、サイト解析時に即座に属性データを活用できなかった。電通ではコミュニケーション戦略の高速PDCAの実現に向け、サイト来訪者のプロファイリング技術の革新に取り組んでいく。

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