IBMとソフトバンク、「IBM Watson」の日本語版を提供開始、自然言語分類や音声認識など6つのAPI提供
日本のパートナー、起業家、アプリ開発者は、IBM Watsonをビジネスに導入可能に
2016/2/20 15:30 Web担当者/仕事
日本アイ・ビー・エム(IBM)とソフトバンクは、人工知能「IBM Watson」を活用した新しいアプリ開発に利用できる自然言語分類や音声認識など6種類のAPI(アプリケーション・プログラミング・インターフェース)の日本語版の提供を2月18日に開始した、と同日発表した。これらのAPIはIBMの進める人間のように知識と経験に基づいて問題を解決する「コグニティブ・コンピューティング」の一環で、日本語版の提供により、日本のパートナー、起業家、アプリケーション開発者は、IBM Watsonをそれぞれのビジネスに導入することができる。
IBM WatsonのAPIのうち、「Natural Language Classifier(自然言語分類)」は、異なる方法で質問があった場合もユーザーが回答を見つけ出す製品やアプリケーションが開発できる。「Dialog(対話)」は、人間が質問するときのスタイルに合った会話を生み出すことで、アプリケーションの自然なインタラクションを可能にする。「Retrieve and Rank(検索およびランク付け)は、データの信号を検知し、情報検索を向上する。「Document Conversion(文書変換)」は、PDFやWord、HTMLなどの異なるフォーマットのコンテンツをIBM Watsonで使用できるフォーマットに変換する。
日本アイ・ビー・エム
http://www.ibm.com/jp-ja/
ソフトバンク
http://www.softbank.jp/
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