電通、マーケティングの高速PDCA実現のデータ解析プラットフォーム「Dentsu.io」提供開始

さまざまなビッグデータをクラウド上で収集・保管・分析、実践利用可能な形で取り出し

山川 健(Web担 編集部)

2014年11月12日 15:00

電通は、クラウドを活用したマーケティングコミュニケーションの高速PDCA(計画、実行、評価、改善)を実現するデータ解析プラットフォーム「Dentsu.io(電通アイ・オー)」の提供を始める、と11月12日発表した。大容量の購買取引データやウェブ閲覧データ、各種のアプリケーションやモバイル端末のログデータ、センサーデータやマシンデータなど、さまざまなビッグデータをクラウド上で収集・保管・分析し、マーケティングの実践に利用可能な形で取り出せる。

Dentsu.ioは、多様なデータをクラウド上で自動的に取得する。データの取得先や接続先は柔軟に変更でき、ニーズに合わせて容易にカスタマイズが可能。定期的なデータの自動処理に加え、膨大な元データに直接集計指示が出せ、例えば店舗別の売り上げや広告メニュー別のコンバージョン数などが数秒で取得できる。飲料、食品、自動車などの企業に提供する。データマネージメントサービスの米トレジャーデータ、データ分析基盤構築のクラスメソッドと共同開発した。

電通
http://www.dentsu.co.jp/

トレジャーデータ
http://www.treasuredata.com/

クラスメソッド
http://classmethod.jp/

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