ビデオリサーチ、「Twitter」上でのテレビ番組への反応を測る「Twitter TV エコー」開始
メディア効果測定のビデオリサーチは、「Twitter」上でのテレビ番組への反応を測るサービス「Twitter TV エコー」を始める、と9月19日発表した。番組に関するツイートの拡散の度合いが把握できる。ツイートが表示された総量を「インプレッション」と呼び、これを到達数としてテレビとソーシャルメディアの関係性を明らかにする。これまで投稿数でしか把握ができなかったTwitterの広がりが到達視点で分かるようになる。同日から自社のウェブサイトで「インプレッションユーザー数TOP5番組」を毎日公開し、9月29日に正式契約を始める。
インプレッションは延べ回数で、少人数で大量のツイートが交換されている場合と、少ない投稿が多くの人に読まれているか区別できない。そのため、インプレッションでツイートが表示された人数で拡散が評価できるように「インプレッションユーザー数」を提供する。テレビの評価を多角的に捉える共通指標となる。Twitter TV エコーの9月8~14日の結果では、1日単位でツイート投稿ユーザー数が約25万、総ツイート投稿数約60万、インプレッションユーザー数(ツイート表示人数)約700万、インプレッション数(ツイート表示総量)約7900万だった。
9月8~14日のインプレッションユーザー数上位番組は、トップが「ミュージックステーション」(テレビ朝日)で約215万(投稿ユーザー数約6万6000)。2位は「世界の果てまでイッテQ!秋の梨汁珍獣祭り」(日本テレビ)の約207万(同約2万9000)、3位は「ワイド!スクランブル・第1部」(テレビ朝日)の約179万(同約4万7000)となった。1位のミュージックステーションは、出演者自身がツイートを投稿するなどTwitterの積極的な活用が見られた。インプレッションの拡大には、放送局やタレントの公式アカウントの影響も大きいとしている。
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