博報堂DYメディア、地域メディアの情報をまとめたスマートフォンアプリの実験開始

第1弾として沖縄県のテレビ、新聞など8メディアと連携して「おきコレ」の名で展開

山川 健(Web担 編集部)

2014年3月31日 17:28

総合メディア事業の博報堂DYメディアパートナーズは、地域のテレビ、新聞、ラジオ、雑誌などのメディアが発信する情報を1つのプラットフォーム上で紹介するスマートフォン向けアプリ「地域情報プラットフォームアプリ」の実証実験を、博報堂と提携する沖縄県の広告会社、アドスタッフ博報堂とともに始めた、と3月31日発表した。第1弾として3月17日から沖縄県内の8つのメディアと連携して「おきコレ(仮称)」の名で展開している。沖縄のこれだけは押さえる、知っておきたいを意味する。

このアプリでユーザーは、地元メディアが発信するニュース、グルメ情報、ショッピング、観光などの情報をまとめて入手でき、地元に根ざした暮らしなどに関連する情報を容易に幅広く収集可能になる。企業側は、アプリユーザーの属性や生活データを分析・活用することで、地域に適したコミュニケーションの企画が実施できる。沖縄県での実証実験では、種類の異なる複数のメディアがコンテンツをおきコレの中に随時提供する方法を検証する。実験結果をベースに全国への展開を目指す。

博報堂DYメディアパートナーズ
http://www.hakuhodody-media.co.jp/

アドスタッフ博報堂
http://www.ad-staff.net/

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