Adobe Marketing Cloudのインターフェイス刷新、タッチ対応でダッシュボードはPinterest風の“カード型”フィードに

タッチ対応・共通ログインのほか、ダッシュボードが新しくなりワークフローとアクションを効率化

安田英久(Web担 編集統括)

2013年3月6日 22:12

アドビ システムズは、同社の提供するマーケティング向けクラウドサービス「Adobe Marketing Cloud」のユーザーインターフェイスを刷新したことを、ユタ州ソルトレイクシティで開催しているイベント「Adobe Digital Marketing Summit 2013」で発表した。 「Adobe Marketing Cloud」自体のインターフェイスがタッチ対応になり、ログインし直さなくても各ツールの機能を利用できるようになっているほか、ダッシュボードが大幅に強化され、「カード」と呼ばれる新しい表示になっている。 このカードやフィードは「Adobe Marketing Cloud」と「Adobe Creative Cloud」のそれぞれのサービスでのデータやコンテンツをPinterest風に表示するもの。 ユーザーそれぞれの役職に応じて必要な情報を確認できるフィード形式のダッシュボードとなっており、たとえば次のような使い方ができる。
  • 広告担当者のダッシュボード ―― デザイナーが作った広告素材の画像やキャンペーン成果のデータをフィード表示
  • Web担当者のダッシュボード ―― サイト用の画像やサイトのアクセス解析データをフィード表示
  • マネージメント層のダッシュボード ―― コンバージョンや売上関連のデータや、ソーシャルメディア上の自社関連のデータや顧客の声をフィード表示
各カードは「ピン」したりコメントを付けたり注釈を付けたりすることも可能。 新しいダッシュボードの動画(説明は英語)も公開されている。

・アドビ システムズ、Adobe Marketing Cloudの新しいタッチ インターフェイスを発表(プレスリリース)
http://www.adobe.com/jp/aboutadobe/pressroom/pressreleases/20130306_Adobe_Marketing_Cloud_Summit_Release.html

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