上海万博出展の日系企業サイトへの中国各地域からのアクセス速度はキヤノンがトップ

SBIリサーチとクララオンラインが調査、華北エリアからが最速

中国関連のオンラインリサーチを手掛けるSBIリサーチとインターネットサービス基盤事業のクララオンラインは、中国・上海で開催中の上海万博(4月30日~10月31日)に出展している日系企業のウェブサイト(日本語、中国語)への中国各地域からのアクセス速度調査を共同で実施し、調査結果を8月18日発表した。調査は2回目で、スピードランキングでキヤノンの中国語サイトがトップだった。

調査は7月1~15日に実施。中国各省、直轄市、自治区の10万人以上のパネラーからの実測値をベースに計測した。各サイトへのアクセス速度に加え、華北、華東、華南、西南、西北、東北、華中の各エリアごとにの通信速度分析も行った。トップのキヤノンは最速の華北から266.60KByte/sと今回の計測で最速値を記録し、最も遅い華南からは91.82KByte/s。インターネットインフラが発達した華北向けにはリッチなコンテンツも可能になることが分かった。

スピードランキングの2位以下は次の通り。
(2)小松製作所(中国語)、(3)パナソニック(同)、(4)トヨタ自動車(同)、(5)本田技研工業(同)、(6)日立グループ(同)、(7)トヨタ自動車(日本語)、(8)上海万博日本館公式サイト、(9)ユニチャーム(中国語)、(10)ミキハウス(日本語)

SBIリサーチ
http://www.sbi-research.jp/

クララオンライン
http://www.clara.co.jp/

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