ニールセンの3月のネット利用動向調査、「Twitter」訪問者が急上昇し「mixi」に迫る

インターネット視聴率情報のネットレイティングスは、インターネット利用動向調査のニールセン・オンラインが提供する調査「NetView」の3月のデータをまとめ、4月27日発表した。SNSサイト「mixi」の訪問者が前月から160万人増え、1000万人を超えていた。ユーザー登録の際、従来必要だった他のユーザーの招待をなくしたことや、テレビCMを放映したことが影響したとみられる。つぶやきサービス「Twitter」の訪問者も同190万人増加して750万人を突破。メディアで取り上げる機会が増えたためで、mixiに迫る勢いになっている。

ネットユーザー全体に占める利用率では、mixiは日本で18％だが、米国のSNSサイト「Facebook」は59％と前年同月から18ポイント上昇。mixiの増加は同4ポイントに過ぎず、利用率、成長率ともFacebookとは大きな差があった。Twitterの利用率を日米で比較すると、日本は12％で、米国の10％を上回っていた。米国の利用率が月によって増減がある半面、日本は昨年11月以降減少がなく急激に伸びている。ネットレイティングスは、日本ではTwitter訪問者が近くmixiを抜く可能性もある、と指摘している。

ネットレイティングス
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