Googleマップでの恐喝詐欺に遭ったらどうする? グーグルが対処法を提供
グーグル検索SEO情報②
Googleマップでの恐喝詐欺に遭ったらどうする? グーグルが対処法を提供
報告フォームはまだ機能せず (Google ビジネス プロフィールヘルプ) 国内情報
グーグル ビジネス プロフィールに投稿された否定的なクチコミによる恐喝詐欺を報告するためのヘルプ記事が追加された。
永友一朗氏が発見している。
「ビジネス プロフィールでの否定的なクチコミによる恐喝詐欺を報告する」というヘルプページが追加されました。ただし恐喝報告フォームはまだ機能していないようです。https://t.co/EdLyeYdkuW pic.twitter.com/kYl2SbJKQz
— 永友一朗(ホームページコンサルタント永友事務所) (@ichironagatomo) October 30, 2025
「低評価のクチコミの削除と引き換えに金銭、商品、サービスの提供を要求する」ような脅しへの対処を説明している。
グーグルが公式にこうした対処法を示し、毅然とした態度を示してくれるのはありがたい。しかし、言い換えれば、低評価をつけて便益を得ようとする恐喝が実際に多数発生していることの裏返しでもあるだろう。そう考えると、なかなか恐ろしいものだ。
恐喝に遭うような事態は避けたいものだが、ビジネス情報をオンラインで公開している以上、どんな人が何をしてくるかはわからない。ローカルビジネス運営者は、必ずヘルプに目を通しておこう。
※ただし、永友氏も書いているように、報告フォームへのリンクはうまく動いていない。解説ページにある報告フォームへのリンクをクリックしても、ヘルプのトップページにリダイレクトされてしまう。少なくとも、この記事を書いている時点ではまだ利用できない。
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GA4とSearch Consoleの連携分析ノウハウを小川卓氏が具体的に解説
解析第一人者が解説 (オウンドメディア戦略ラボ by はてな) 国内情報
GA4とSearch Console連携のメリットと活用例を、アクセス解析の第一人者である小川卓氏が解説した。
GA4とSCを連携させる一番のメリットは、「データを1つの画面で確認できること」だという。2つのレポートツールを連携することで、GA4のレポート上で検索指標も確認できるため、レポート作成や分析の効率が大幅に向上する。
解説は次の目次で構成されている:
- GA4とSearch Consoleの連携方法
- GA4とSearch Consoleを連携させるメリット
- 検索クエリとコンバージョンをどう分析するか
- 新規記事やコンテンツの効果測定にも有効
- サイト種別ごとの活用例
- BtoBサイトでの活用例
- ECサイトでの活用例
- オウンドメディアでの活用例
- 初心者が注意すべきポイント
スクリーンショットも交えながら小川氏は丁寧に説明してくれている。連携していない人はもちろんのこと、連携済みでも分析にいかせていない人も確実に参考になる良記事だ。
- アクセス解析がんばってる人用(ふつうの人は気にしなくていい)
- 解析がわかる人に伝えましょう
「AIモード」導入による検索体験とウェブ秩序の変化
日本導入から1か月 (【西田宗千佳のイマトミライ】on Impress Watch) 国内情報
2025年9月に日本にも導入されたAIモードが検索市場にどのような変化を与えるのかについて、西田宗千佳氏が考察した記事を紹介する(インプレスの他媒体だ)。
要点は次のとおりだ:
グーグルのAI戦略の要 ―― 生成AIが検索市場を侵食する流れに対抗する施策であり、AI投資の中心的プロジェクトの1つとして位置づけられる。
既存サービスの発展形 ―― Microsoft CopilotやPerplexityなどの後追い的な仕組みで、その場で実行した検索結果を要約し根拠リンクを提示する形式を採用している。
利用者体験の統合 ―― グーグル検索の検索窓に直接統合され、従来検索結果で満足できないときに「AIモード」をクリックして詳細要約を得る仕組みになっている。
ゼロクリック懸念の現状 ―― AIによる概要によりサイト訪問が減る懸念はあるが、現段階では明確なトラフィック減少は確認されていない。
Googleの公式見解 ―― ユーザーはAIによる概要から根拠サイトをクリックし「より深く知る」傾向があるとし、元記事の筆者も同様の実感を述べている。
価値ある情報源の重要性 ―― AIは「引用に値する」情報を参照する傾向があり、メーカーFAQなど公式情報や高品質コンテンツの価値が高まる。
YouTube活用の拡大 ―― AIモードでは動画も要約対象となり、動画によるサポート情報提供の意義が増している。
ショッピング検索の進化 ―― AIモードによる商品検索は「詳しい店員に聞く」感覚に近く、ECサイトの商品ページの参照価値が向上している。
広告構造の変化 ―― 米国ではAIモードに広告が導入され、ショッピング連携が強化。検索と広告の統合がグーグルの強みとして再確認された。
ネット秩序への影響 ―― AIが質を重視する構造により、量産的な低品質コンテンツよりも根拠ある情報が評価される方向に転換している。
ここでは要点だけを紹介したが、AIモードについて包括的に解説している非常に有用な記事なのでぜひ全文を読んでほしい。
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アルファベットの2025年第3四半期の決算から読みとくグーグルのAI戦略
AIに軸足を置いた事業戦略はさらに加速しそう (Nick Fox on LinkedIn) 海外情報
グーグルの親会社であるアルファベットが2025年第3四半期の決算を発表した。グーグルの検索部門責任者を務めるSVPのニック・フォックス氏が決算発表を踏まえて、AIがグーグル検索に与えてきた変革についてリンクトインに投稿した。
グーグルの歴史を振り返ると、AIによる現在の変革のように、テクノロジーの転換期は常に「拡張の瞬間」であることを繰り返し目にしてきました。そして今、グーグル検索におけるAI変革によって、再びその現象を目の当たりにしています。とてもワクワクする展開です!
全体として、商用検索を含む検索クエリは引き続き増加しており、その成長率は第3四半期にさらに加速した。これは主にAI OverviewとAI Modeによるもの。
AI Overviewは有意義なクエリ成長をもたらしており、「グーグルがより多くの質問に答えられる」ことをユーザーが次々と理解するようになっている。実際、この効果は第3四半期にさらに強まり、特に若年層で顕著。
AI Modeは記録的なスピードで40言語にわたりグローバル展開され、すでに7,500万以上のDAU(デイリーアクティブユーザー)を獲得した。人々がAI Modeを役立つと感じ、日々積極的に利用していることがわかる。
米国では、AI Modeの利用がローンチ以来、週ごとに堅調かつ着実に成長しており、第3四半期にはAI Modeのクエリ数が倍増した。
数十億の人々、数百万の企業に人生を変えるテクノロジーを届ける機会は、同時に謙虚さと大きな感動をもたらします。これは本当にすばらしい旅路で、緊張感と楽しさが同居するものであり、私たちの挑戦はまだ終わっていません。すばらしい体験を創り出し、 relentless(妥協なき)スピードで前進し続けるすばらしいチームに、心から感謝します。
AIに軸足を置いたグーグルの事業戦略はさらに加速しそうだ。
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AIが変える検索と広告の未来:グーグルが描く新時代の全貌
グローバル広告担当VPが語る、AI時代の検索・広告戦略の最前線 (Next in Media on YouTube) 海外情報
グーグルでは、検索と広告をAIがどう再定義しているのか ―― グーグルのグローバル広告担当VPダン・テイラー氏がインタビューに応じ、説明した。会話型クエリやAI Overview、Performance MaxやAI Maxなどの予測ツールを通じて、信頼性・計測性・責任あるイノベーションを重視しながら、より早く豊かな商機をAIが生み出しているのだという。
インタビューの主要なポイントは、次のようなものだ:
AIによる次の検索革命 ―― AIはモバイルを超える変革であり、人々の意図表現と情報発見の方法を根本から変えている。
広告主の急速な導入 ―― 広告主の大半がすでにAI機能を活用しており、過去のどのプラットフォーム変化よりも導入スピードが速い。
責任あるイノベーション ―― グーグルは「大胆かつ責任ある」姿勢を掲げ、AIを検索や広告に組み込む際にも正確性と信頼性の高い基準を維持している。
長く文脈的なクエリ ―― AI主導の検索では、短いキーワードよりも長く複雑で会話的なクエリが増え、意図の深さが高まっている。
AI Overviewにおける広告のタイミング ―― 生成AI検索での成功は、ユーザーの意図段階に応じた広告表示の適切なタイミングにかかっている。
AIによるファネル拡張 ―― 生成AIツールは、従来よりも早い段階で商機を生み出し、「新たな商業モーメント」を創出している。
Performance MaxとAI Max ―― これらの予測型システムはキーワードを超えてオーディエンスを特定し、多様なチャネルで意図を効果的に収益化している。
収益性の比較 ―― 初期データでは、AI搭載の検索面での広告収益が従来型検索とほぼ同等に推移している。
エージェント的・販売体験 ―― ビジュアル検索や価格トラッキング、「エージェントチェックアウト」などの機能が購買プロセスを簡略化している。
競争環境の拡大 ―― 検索領域はリテールメディアやSNS、ストリーミングと重なり合いながらも、全体的なユーザーエンゲージメントと市場規模は拡大している。
このコラムの読者にはオンライン広告に関わっているウェブ担当者もいると思う。オーガニック検索だけではなく広告にも、AIの発展が大きな変革を与えていることがテイラー氏のインタビューから伺える。
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