1. 若者TikTok文化もついに売り上げ貢献! エースコック「目撃セヨ!100のWEB動画!」
あのがtiktokのオリジナルダンス #max衝撃百裂拳 第2弾に挑戦!!#あの #tiktok #MAX衝撃百裂拳 #エースコック #スーパーカップ #スーパーカップMAX pic.twitter.com/mmOFTjYcVn
— エースコック スーパーカップMAX (@AcecookSupercup) 2018年11月26日
発売30周年を迎える大盛りカップめん「スーパーカップMAX」は、有名YouTuberやTikTokerを起用し、SNS動画を軸としたプロモーションを展開。
TVCMでは笑福亭鶴瓶さんとTKG木下さんがホンモノ対ニセモノ対決を、TikTokではTikTokerがオリジナルダンス「MAX衝撃百裂拳」を、YouTube ではYouTuberがやってみました系動画を、というように各メディアで異なるテーマの動画を100本以上公開しました。
ひとつの動画を汎用的に使う企業が多いなか、各メディアの特徴をつかんだテーマやタレントを用いた動画を複数制作し、それぞれで話題を生んでいるところが今までと違うポイントですね。
中でもTikTokキャンペーンではなんと売り上げが目標の前年比130%を上回り、購入意向は20%以上上昇*1したそうです。
また、下半期はプロモーションにTikTokを活用する企業が急激に増える傾向がみられました。
詳しくはこちら>>
「企業のTikTok活用キャンペーン事例4選!」
2016年9月にサービスが開始されてからの約2年間で若者たちが形作ったTikTok文化がようやく大人たちにも理解され、商業活用できるものにまで結実したということでしょうか。
2. プチバズを生み出し続けるひよこちゃん! 日清チキンラーメン「アクマのバタコ」投稿など
数々のバズ投稿でネットを騒がせ続ける日清チキンラーメンのひよこちゃん。2018年下半期も良い子を卒業したブラックひよこちゃんの投稿が話題となりました。
10月23日に、Buttercorn味発売PRとして「アクマのバタコ」を公開。
そのインパクトとドラゴンボールのパロディ具合にネット上でもさまざまなツッコミが上がりました。
I’m power!
— チキンラーメン ひよこちゃん (@nissin_hiyoko) 2018年10月23日
Buttercorn BAKUTAN! pic.twitter.com/T8fFEghhf8
11月6日には、大阪府池田市市制施行80周年を記念したコラボ企画として「ひよこちゃん対ウォンバットの熱き決闘シーン」を公開。
故郷のみなさん、ボクはこんなに大きくなりました#大阪府池田市 https://t.co/K1oGlYVnzB pic.twitter.com/VykHR79GdK
— チキンラーメン ひよこちゃん (@nissin_hiyoko) 2018年11月6日
11月30日には、チキンラーメン60周年TVCMの裏VTRとしてひよこちゃん(兄)の半生をまとめた動画を公開。伏線の張り方と、スマホでしか見られない限定動画であることがファンの話題を呼びました。
ひよこちゃん(兄)の半生を映像にしてみました。https://t.co/3Ze0VZMkTj
— チキンラーメン ひよこちゃん (@nissin_hiyoko) 2018年12月11日
※サイトはスマホでSafariやChromeでみると、最適化されます。 pic.twitter.com/fXIRjaLejd
約1カ月に1回のペースでバズ投稿をし続けているひよこちゃん。
他の企業に比べ、有名キャラクターのひよこちゃんがいるおかげで、そのキャラクターを中心としたぶっとんだ企画を実行しやすいのも、次々と話題投稿を生み出せる理由でしょうか。毎回伏線を張ってファンの期待を裏切らないことも魅力の一つですね。長尺であっても最後まで気になって観てしまいます……。もはや尊敬の眼差しです……。
3. レトロブーム継続中 資生堂UNO CM「ホテル三日月 コラボ」篇Aなど
資生堂は、1980年代に流れていた関東ローカルのCM「ホテル三日月」のパロディーWEB CMを公開。関東人であれば誰もが懐かしい「ホテル三日月~♪」というメロディーに合わせ、元ネタそっくりに仕上げられており、その違和感の無さに圧巻です。ネット民からもその題材と完成度の高さに「懐かしすぎる」との感想が多く見受けられました。
その一方、キリン プラズマ乳酸菌 iMUSEは平成初期~後期の恋愛事情を再現した「平成恋愛あるある動画」を公開。
第1弾「小学生あるある( 「SPECIAL STUDENT」)」、第2弾「トレンディドラマあるある(「トレンディの法則」)」に引き続き、本作も世代を超えた共感度の高さにTwitterでは「懐かしい~」と当時を振り返るツイートや「思わず映像に見入っていたらなんとプラズマ乳酸菌 iMUSEのCM!」とのツッコミも。
上半期に引き続き、レトロブームは継続のもようです。
4. “2018年を彩る話題の人”! DA PAMP「U.S.A.」のいいねダンス
そして、レトロブームの代表的ヒット作「バブリーダンス」を継承して生まれた⁉今年一番のヒット動画といえば……!初披露された2018年5月から、下半期を彩ったDA PAMPの「U.S.A.」。LINE NEWSが選ぶ“2018年を彩る話題の人”「アーティスト」部門も受賞していましたね。
誰でも真似しやすい振り付けとわかりやすい歌詞が、2016年に流行った恋ダンスに続く「いいねダンスブーム」を引き起こし、インスタの女王・渡辺直美やベッキーらが真似して“踊ってみた”動画をアップしたり、一般人の方もいいねダンスを踊って楽しむなど、大きな拡散を続けました。
吉幾三さんの名曲「俺ら東京さ行ぐだ」をマッシュアップした「俺らU.S.A.さ行ぐだ」という動画もじわじわ話題になっているようです。*2
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