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Googleの検索順位にまったく影響しない10の事柄(少なくとも直接は)

サイト公開からの期間、見出しのh1要素やh2要素、直帰率、共用ホスティングサービスを使っているかどうか――そんなことは、グーグルの検索順位に直接影響を与えない
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サイト公開からの期間、見出しのh1要素やh2要素、直帰率、共用ホスティングサービスを使っているかどうか――これらの要素にはどのような共通点があるだろうか。その答えは、グーグルの検索順位に直接影響を与えるものは1つもないということだ。

これはほっとする話かもしれない。今回のホワイトボード・フライデーでは、検索順位に影響を与えると一般に思われているにもかかわらず、実はグーグルがまったく気にかけていない10の事柄をランドが紹介する。

#1 サイト公開からの経過期間
気にしないよ!
#2 グーグルのサービスやアプリを利用しているかどうか
気にしないよ!
#3 ページの いいね!/シェア/+1/ツイート の数
気にしない!
でも、こっちは気にするよ
#4 直帰率やサイト滞在時間
滞在時間 2:17
直帰率 65%
気にしない!
SERPからの行動の数値(他のサイトとの相対値)
気にすることがあるかも……
#5 サイトで利用している技術
Googlebotが、ユニークURLをクロールして、人間の訪問者と同じコンテンツを見られる? 問題ないなら、気にしないよ!
#6 ブランド名で検索したときにナレッジパネルやサイトリンク表示されるかどうか
#7 動いてるサーバーが、共用ホスティングサービスや安価なホスティングサービス
読み込み速度に悪影響があったり、アクセス不可の時間があったりする? ないのなら気にしないよ!
#8 グーグルがデフォルトで想定している設定の明記
気にしない!
#9 title要素の中でセパレーターとして使っている文字
ブランド名 | ページのタイトル
ブランド名 - ページのタイトル
ブランド名 : ページのタイトル
気にしない!
#10 見出しにh1、h2、h3どれを使うか
<h1>ページの見出し</h1>
<h2>ページの見出し</h2>
気にしない!

Mozファンのみんな、こんにちは。ホワイトボード・フライデーにようこそ。今回は、グーグルの検索順位に影響を及ぼさない事柄について話をしよう。

ウェブサイトやウェブに対して施したすべての作業が、検索順位に影響する可能性がある

そんな風に考えている人は多い。もちろん、僕がこれから話すように、間接的な影響を与えるものもいくつかある。

だが、実に多くの事柄が、グーグルの検索順位には直接影響しない。そこで、僕がこれまでに聞いたり見たりしたこの手の話を、特に最近の例を中心に紹介したい。

1. ウェブサイトの公開期間

まずは、長い間論争が続いているウェブサイトを公開してからの経過期間だ。

グーグルは、サイトを登録したのが1998年なのか、2008年なのか、それとも2016年なのかを気にしているだろうか。答えはノーだ。まったく気にしていない。

彼らが気にかけているのは、コンテンツが実際にどの程度人々の役に立っているのか、リンクやオーソリティのシグナルなどがあるのかといったことだけだ。

たしかに、公開期間と順位に相関性があるのは事実だ(因果関係ではないことに注意)。その理由は、1998年に開設したサイトが今も盛んに利用されていれば、リンクの数、オーソリティ、リンク資産など、グーグルが気にかけるさまざまなシグナルを増やせるチャンスはそれだけ多くなってるということだ。だから高い順位を獲得している可能性が高いのだ。

だが、2015年に登録したばかりのサイトでも、最初の2年で大きな成功を収めていれば、同じようなシグナルをたくさん獲得している。グーグルは、そのようなサイトをより高く評価するだろう。長期間運営されているサイトと同じオーソリティや影響力を、ごく短期間で獲得しているからだ。

2. グーグルのアプリやサービスを利用しているかどうか

こんなふうに心配する人がいる。

ちょっと待ってくれよ。グーグルは、ユーザーのGoogleアナリティクスアカウントで何が行われているかを監視したり、GoogleアナリティクスやAdSenseのデータを覗き見たりできないのか?

グーグルがGmailやGoogleドキュメントの中身を見ることができるとしたら、どうなってしまうんだ。

だが、考えてみてほしい。

ある人がいかがわしいリンクを購入しているとか、ウェブで獲得しているほどのオーソリティが実際にはあるとは思えないとか、そういったことを嗅ぎ回るために、グーグルがその人のGmailアカウントを覗いてたことがわかれば、どうなるだろう。何よりもまず、グーグルでこうした製品や検索サービスを開発しているエンジニアのほとんどが、その日のうちに会社を辞めてしまうだろう。

だから、こういう製品を使ったり、あるいは逆に使わないことにしたりしたら、グーグルのウェブ検索順位に悪影響や損害が及ぶのではないか、などと恐れる必要はない。そんなことは起こらない。

3. ウェブページの「いいね!」、シェア、「+1」、ツイートの数

Facebookで1万7000のシェアを獲得しているとしよう。これはけっこうな数だ。

だが、グーグルがその数を気にかけるだろうか。答えはノー。まったく気にかけない。実際には、グーグルがその数をチェックすることも使うこともない。

ただし、間接的には影響が出る可能性は、ある。そのポイントは、Facebookでそのページをシェアした大勢の人が、そのあとにとる行動にある。

シェアした人が、サイトの閲覧や検索、クリックスルーといった活動を行ったり、ブランド認知を高める行動を取ったり、検索ページに戻る行動を減らしたり、検索結果ページでそのブランドを好んでいることを示す行動をしたり、リンクを張ったりした場合は、どうなるだろうか。グーグルは、このような行動の多くを考慮する。

したがって、間接的には影響が及ぶ可能性があるが、直接的にはノーだ。Facebookのシェアを1万件購入すべきかと言えば、答えはノー。その必要はない。

4. 直帰率やサイト滞在時間はどうだろうか

これはなかなか興味深い疑問だ。

たとえば、サイト訪問者の平均滞在時間が2分だったとしよう。そして、Googleアナリティクスなどで、ベンチマークデータの共有を有効にしていて、業界の平均やベンチマークを調べたところ、業界の平均よりベンチマークが低かったとする。このことが、グーグルのウェブ検索に悪い影響を与えるだろうか。

必ずしもそうとは言えない。たとえば滞在時間がやや短く、直帰率が高いことは、必ずしも悪いことだとは言えない。というのも、読み込み速度の速いサイトを運営していて、必要な情報へとより早く人々を導いているのならば、サイト滞在時間は短くなり、直帰率が高くなることがあるからだ。

ただし、あなたのサイトに訪問する前に検索結果ページにいたのならば、少し話は変わる。

人々が検索結果ページからあるページに移動して、またすぐに検索ページに戻ったとしたら、どうだろう。その場合、「そのページでは疑問が解決しなかったので、検索結果ページに戻って別の検索結果を選んだ」ことになる。

その点で問題がなければ、何も悪いことはない。直帰率とサイト滞在時間について、僕ならそれほど大きな心配はしないだろう。

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