さらば東京インタラクティブ・アド・アワード、これからはACC CMフェスティバルのインタラクティブ部門として開催へ
今日は、ネット広告の広告賞「東京インタラクティブ・アド・アワード(TIAA)」が、今後は「ACC CMフェスティバル」のインタラクティブ部門として開催されることになった件について。
東京インタラクティブ・アド・アワード(TIAA)というと、インターネット広告の優れた活用を顕彰しクリエイティブのショーケースとして発信するものとして、JIAA(インターネット広告推進協議会)が2002年から開催してきたアワードです。
第10回まで開催されたTIAAですが、そのアワードはACC(全日本シーエム放送連盟)に引き継がれ、今後は「ACC CMフェスティバル」のインタラクティブ部門として開催されることになりました。
2014年開催の第54回「ACC CMフェスティバル」は6月2日よりエントリーの受付を開始していて、インタラクティブ部門も含めた応募締め切りは7月1日です。
「インターネット広告」といっても、大手の企業ではすでに総合的なマーケティングの一部として行われるようになっています。そういった変化をうけ、ネット広告の価値と成果の評価は、広くマーケティングコミュニケーションのなかの1つとして成されるべきであるということから、50年以上の歴史をもつACC CMフェスティバルへとアワードの舞台が移されたということです。
この移管は5月15日には発表されていたのですが、2013年はTIAAが実施されていなかったこともあり、私も見逃していました。
インタラクティブ部門の対象となるのは、以下のようなものを含む、すべてのインタラクティブ広告や広告的取り組み。
- インターネット広告・モバイル広告
- 企業・団体のウェブサイト・モバイルサイト
- ウェブ・モバイル・アプリケーション
- リアルイベント
ここで示したもの以外でも、既存の枠組みに属さない、新しい領域や新しい組み合わせなどで広告的効果を成し広告に「新しい概念」をもたらすようなものも含め、インターネットを介してなにかメッセージを伝える行為であれば、原則として審査対象となるとしている。
2013年4月1日~2014年6月30日の間に掲載(広告)、または立ち上げ・リニューアル(サイト)、公開(アプリ)、実施(イベント)されたものが対象です。
ちなみに、ACC CMフェスティバルは全体としては以下の4部門があります。
- テレビCM部門
- ラジオCM部門
- インタラクティブ部門
- マーケティング・エフェクティブネス部門
「マーケティング・エフェクティブネス部門」はネット広告やWebサイトでも応募可能ですので、案件によってはこちらにもあわせて応募するのもいいかもしれませんね。
応募は7月1日までで、入賞発表は9月25日。贈賞式や記念パーティは10月31日に開かれる予定です。
なんか、コラムというよりもお知らせという感じになっていますが、Web担はこうした業界団体さんの活動を応援しているのです。ウェブやデジタルのために企業の垣根を越えて活動されている団体さんは、ぜひ今後も情報をおよせくださいませ。
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