日本ネット経済新聞ダイジェスト
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ケンコーコムが本社機能を一部福岡へ移転 夏場の電力不足に備え

関東圏における夏場の電力不足が懸念されており、それを避けるために業務を分散させる

ケンコーコム(本社東京)は今年5月に、本社機能の一部を福岡市へ移転すると発表した。原発事故の影響で、関東圏における夏場の電力不足が懸念されており、それを避けるために業務を分散させる。

移転させるのは受注やページ制作などの業務。安定的な運営体制を構築するため、リスク分散が必要と判断した。福岡市には同社の物流センターもあり、業務効率化も推進していく考え。

東京の消費電力を少なくすることで、節電にも貢献できると考えた」(広報)としている。電力供給が戻れば東京への再移転も検討する。

EC企業では地方に本社を置きながら、マーケティング戦略の面からページ制作や受注業務の拠点を東京に置いている会社が多い。電力不足に伴い、受注に支障をきたす可能性が高まるため、こうした会社が地方に機能を移転する会社が今後増える可能性はある。

・ケンコーコム、福岡への本社機能一部移転のお知らせ
http://www.kenko.com/company/pr/archives/2011/03/201103_8.html

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