日本ネット経済新聞ダイジェスト
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アリババ中国輸入サイトで中国のサンプル品を無料提供 浙江省の事業者が供給

製品代金や送料、関税など商品サンプルを調達するすべてのコストを無料に設定

中国電子商取引最大手アリババグループの日本法人、アリババ(本社東京)は1月12日から、中国浙江省内の企業が取り扱う商材のサンプルを無料で取り寄せることができるキャンペーンを始めた。製品代金や送料、関税など商品サンプルを調達するすべてのコストを無料に設定。日本側のバイヤーが中国のサンプル品を調達しやすくすることで、本格的な商取引への発展につなげる。キャンペーン期間は1年間。

中国のサプライヤーと日本のバイヤーをネット上で結びつけるサイト〈アリババ中国輸入サイト〉でサービスを提供する。バイヤーはアリババに会員登録してサービスを利用する。複数のサンプルを一度にまとめて発注することも可能。1月7日現在、参加している中国のサプライヤーは312社。

アリババはサービスのメリットを「サンプルの取り寄せは中国製品輸入の最初のステップ。製品調達をスムーズに広げることができる」としている。

同企画は、アリババと中国浙江省政府が共同で進めている対日貿易支援事業の一環だ。浙江省政府は、対日輸出に意欲のある省内の中小企業を支援するため1年間で約2億250万円の補助金を給付。貿易に関するコストの無料化を実現した。

・商品サンプル 無料キャンペーンサイト
http://www.alibaba.co.jp/gift/index.htm

・アリババ 中国輸入サイト
http://www.alibaba.co.jp/

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※週刊『日流eコマース』は、2011年6月23日より『日本ネット経済新聞』へとリニューアルしました。

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