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PPCやCROを実施している場合

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PPCやCROを実施している場合

  • PPCやCRO(コンバージョン率最適化)に携わるスタッフを、SEOチームから離れた暗い部屋に缶詰めにしてはいけない。そうではなく、双方が意見交換できる環境を確保すること。

    PPCを担当するスタッフは、どういった見出しが効果的なのか、ネットユーザーがどんな検索フレーズを使っているのか、そしてどのキーフレーズのコンバージョン率が高いのかなどについて、豊富なデータを持っているものだ。こうしたデータをSEOチームにフィードバックして、検索結果ページにおけるCTR(クリックスルー率)を高めるサイト上の最適化や、効率的なキーフレーズ最適化に役立てよう。

うん、やっぱり箇条書きは最高だね。でも、これを読んでいる人の中にもたくさんいると思うけど、SEO業者やSEOコンサルタントの立場だったらどうだろう? 顧客をうまく説得して、ビジネスにSEOを組み込むべきだと理解させるにはどうしたらいい?

SEO業者として、顧客がSEOをビジネスに組み込むのを支援する方法

お話できるのはDistilled社で働いてきた個人的な経験しかないが、僕らは絶えず自分たちのプロセスやシステムを改善させようと努めている。そして、顧客のプロジェクトを管理してビジネス全体にSEOを組み込む際に役立ったコツがいくつかあるので、紹介しておこう。

  • SEOチームが機敏かつ柔軟な業務を行えるようにしておくこと。

    顧客のニーズに特化したSEOを提供するなら、顧客のビジネスについてのアドバイスがどんな影響をもたらすのかを、前もって把握することは大抵の場合ほぼ不可能だ。顧客のサイトを徹底的に調べてみると、有料リンクの証しが見つかったり、コンテンツの完全なコピーを掲載する権利を他のサイトにライセンスしていることがわかったりするかもしれない。こうした問題に対する解決法は、顧客の望んでいる範囲から若干外れる可能性もあるが、問題を調査して修正することが恩恵をもたらすのも確かだ。

    僕らが経験から学んだのは、こうした作業を効率よく進めるために重要なのは、顧客との定期的な連絡と質の高いプロジェクト管理だ、ということだ。

  • 顧客を啓蒙しよう。

    アドバイスを山ほど提供しても、顧客がそれらを実行するためのツールや技術、リソースを持っていなければ、まったく無駄になる。君が提供するSEOのアドバイスについて、その理由を顧客に教えることにより、担当者が社内の上司や他の部署に必要な修正を受け入れさせる手助けをすることが可能になる。

SEO業者の立場からこの問題を積極的に考えたことがある人がいたら、ぜひコメント欄で意見を聞かせてほしい。

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