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マイクロソフトとヤフーの提携でSEOに起きる10の変化(中編)
検索市場のシェアについて説明しよう。
この記事は3回に分けてお届けしている。ヤフーとマイクロソフトの提携の背景を説明した前回に引き続き、今回は検索市場のシェアについて説明しよう。
検索クエリ需要の市場シェア
検索業界の現状は、次にあげる2つのグラフの中間くらいのところにあるようだ。
Market Shareより。同社のヒットカウンタやリファラー追跡ソフトを導入している数千のアカウントからのデータによる。
comScoreコア検索レポート 2009年6月vs2009年5月 家庭/企業/大学の総計――米国内 ソース:comScore qSearch | |||
コア検索サイト | 検索シェア(%) | ||
20009年5月 | 2009年6月 | 増減ポイント 2009年5月→2009年6月 | |
コア検索総計 | 100.0% | 100.0% | - |
グーグルのサイト | 65.0% | 65.0% | 0.0 |
ヤフーのサイト | 20.1% | 19.6% | -0.5 |
マイクロソフトのサイト | 8.0% | 8.4% | 0.4 |
Ask Network | 3.9% | 3.9% | 0.0 |
AOL | 3.1% | 3.1% | 0.0 |
現在の市場でグーグルが占めるシェアは、検索クエリ全体の65%ないし82%というところだ。
検索エンジンの外部にリンクする参照クエリ(グーグル、ヤフー、マイクロソフトのクエリのうち、自社が所有するコンテンツに対する検索やリンクでないもの)に関していえば、そのトラフィックの80~85%近くはグーグルから出ていると、僕は考えている。
この記事は3回に分けてお届けしている。次回はいよいよ、マイクロソフトとヤフーの提携でSEOに起きる10の変化について説明する。→後編を読む
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