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マイクロソフトとヤフーの提携でSEOに起きる10の変化(中編)

検索市場のシェアについて説明しよう。

Moz

2009年9月8日 9:00

この記事は3回に分けてお届けしている。ヤフーとマイクロソフトの提携の背景を説明した前回に引き続き、今回は検索市場のシェアについて説明しよう。

検索クエリ需要の市場シェア

検索業界の現状は、次にあげる2つのグラフの中間くらいのところにあるようだ。

Market Shareのスクリーンショット

Market Shareより。同社のヒットカウンタやリファラー追跡ソフトを導入している数千のアカウントからのデータによる。

comScoreによる2009年6月の検索市場シェア
comScoreコア検索レポート
2009年6月vs2009年5月
家庭/企業/大学の総計――米国内
ソース:comScore qSearch
コア検索サイト 検索シェア(%)
20009年5月 2009年6月 増減ポイント
2009年5月→2009年6月
コア検索総計 100.0% 100.0% -
グーグルのサイト 65.0% 65.0% 0.0
ヤフーのサイト 20.1% 19.6% -0.5
マイクロソフトのサイト 8.0% 8.4% 0.4
Ask Network 3.9% 3.9% 0.0
AOL 3.1% 3.1% 0.0

現在の市場でグーグルが占めるシェアは、検索クエリ全体の65%ないし82%というところだ。

検索エンジンの外部にリンクする参照クエリ(グーグル、ヤフー、マイクロソフトのクエリのうち、自社が所有するコンテンツに対する検索やリンクでないもの)に関していえば、そのトラフィックの80~85%近くはグーグルから出ていると、僕は考えている。

この記事は3回に分けてお届けしている。次回はいよいよ、マイクロソフトとヤフーの提携でSEOに起きる10の変化について説明する。→後編を読む

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