Google Analyticsグーグルアナリティクスグーグル株式会社
Google Analytics
グーグルアナリティクス
グーグル株式会社
http://www.google.com/analytics/ja-JP/
無料なのに何から何までデータが出てくる魔法の箱
- ASP型
- ウェブビーコン型
Google Analyticsは、2005年秋からグーグルが始めたサービスで、グーグルから支給される「トラッキングコード」を自社のホームページの解析対象にしたいページに貼り付ければ、アクセス解析ができるというものだ。1アカウントあたり月500万ページビューを上限として無料で利用できる。
特にアドワーズ広告を実施している場合は、アドワーズ広告の管理画面から直接Google Analyticsにアクセスできる。Google Analyticsはアドワーズ広告の投資収益率を自動的に算出できる唯一の製品で、費用データをアプリケーションにインポートしたり、キーワードのトラッキング情報を追加したりする必要がない。そして、アドワーズ広告以外の広告活動も追跡できる。
エンジンは、グーグルの子会社であるUrchinのものを使用しているが、今後UrchinにはGoogle Analyticsで好評な機能がどんどんフィードバックされていくそうだ。
レポートは「マーケティングの最適化」「コンテンツの最適化」の2つに大別されており、それぞれの下に数多くのレポートが出せるようになっている。ほとんどの「フツーのサイト」は、これらのレポートで解析可能で、ほかに特別なものはいらない。現在は日本語のほかに、英語をはじめ中国語、オランダ語、フランス語など9か国語で利用できるので、言語に限界のある他のツールよりも優れたケースがあるかもしれない。
ただし、Google Analyticsサービス利用規約をよく読んできちんと理解したうえで使うこと。「ここで得られたデータは、グーグルとその100%子会社で使用できる」という条件があるので、これが気になる場合は使わないほうがよい。
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この記事の筆者
菅原 裕(株式会社CreatorsNet)
2002年にCreatorsNetを設立し、数多くの企業ウェブサイトのプロデュースを行っている。これまでに手がけたのはヤマハ、コクヨ、松下電器、サントリーなど約50社。設立当時から、アクセス解析をしてサイトを良くする方法を「いなかどっとコム」の石井 研二氏とチームを組んで模索しているほか、自社制作以外のサイトに関してもアクセス解析を利用したサイトのコンサルティングを行っている。
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