GoogleがA/Bテスト・パーソナライズのツールを無償提供へ。データビジュアライズツールも

Googleアナリティクスには「セッション品質スコア」の機能を追加する

グーグルは、「A/Bテスト・パーソナライズ」と「データレポーティング・ビジュアライズ」の2製品を無償で提供することを発表した。

また、Googleアナリティクスには機械学習による「セッション品質スコア」の機能を追加、Googleタグマネージャーには、TwitterやNielsenなどのタグを追加するなど、機能を強化する。

新たに2つのツールを無償提供へ

グーグルは、次の2製品を無償で提供する。

  • Google オプティマイズ(ベータ) ―― ウェブとモバイル向けの、A/Bテストとパーソナライズのツール。

  • Google データスタジオ(ベータ) ―― レポーティングとビジュアライゼーションのツール。

Google オプティマイズは、これまでGoogle オプティマイズ 360として提供していた製品の無償版。Googleアナリティクスをベースに設計されているため、既存のデータを活用してサイトでテストを実施したり、パーソナライズしたりできる。現在、ベータ版への参加申し込みを受け付けている。

Google データスタジオは、米国で提供を開始していたもので、Google アナリティクス 360 スイートの「データスタジオ 360」として提供していたもの。データ分析の結果を簡単に共有したり、意思決定したりするためのツール。

GoogleアナリティクスとGoogleタグマネージャーも機能強化

さらに、GoogleアナリティクスとGoogleタグマネージャーにも新たな機能を追加する。

Googleアナリティクスには、「セッション品質スコア」が追加される。この指標は、訪問者のトランザクション(購入)の可能性を機械学習によって予測するもの。顧客体験を改善するためや、関連性の高い訪問者をリマーケティングするために活用できる。

近日中にベータ機能として登場し、無償版でも有償版でも利用できるようになる見込み。

Googleタグマネージャーには、Twitter、Nielsen、、Microsoft Bing、Quantcastなど20のタグが数週間で追加され、無償版でも有償版でも利用できるようになる見込み。

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