ネットショップ担当者フォーラム

送料にダイナミックプライシングを導入! ピーク避けた注文はよりお得になる出前館の送料変動価格制とは

1 year 1ヶ月 ago

出前館は3月17日、フードデリバリーサービス「出前館」の送料に、送料変動価格制(ダイナミックプライシング)を導入した。

出前館ではこれまで、1オーダーあたり420円を固定の基本送料としていた。今回、ユーザーニーズに適したサービスを提供するためダイナミックプライシング制を導入。送料は、注文金額や配達距離、需給のバランスなどを総合的に判断してオーダーごとに決定する。

出前館によると、従来よりも送料が安くなるケースが「大幅に増える」(出前館)という。ファミリーで複数の食事を一度に注文する場合、ピークタイムを避けた注文ではこれまでより安い送料になることがあるという。

なお、ダイナミックプライシング送料を適用するのは、「出前館がお届け」の表記のあるシェアリングデリバリー店舗での注文。そのほかの加盟店が届ける店舗については、従来通りの固定送料(0円〜500円)を適用する。

また、ダイナミックプライシングの導入に伴い、商品代金の合計が800円未満の場合の少額注文手数料(330円)を廃止。シンプルでわかりやすい料金体系になるとしている。

鳥栖 剛

シモジマがBtoB受注システム「i-Order」にEC商品検索・サイト内検索エンジン「ZETA SEARCH」を導入

1 year 1ヶ月 ago

シモジマは、BtoB受注システム「i-Order」にEC商品検索・サイト内検索エンジン「ZETA SEARCH」を導入した。

商品の出し分け機能の実装、並び替え項目の充実化を行う

シモジマは、オリジナルで商品開発から手がける化成品・包装資材事業を中核としている。「i-Order」は、各企業の営業拠点から備品・資材の発注、集計の抽出、価格や在庫確認を行えるBtoB企業向けのシステム。

ユーザーごとに表示される商品が変わる「商品の出しわけ」機能を実装した。ユーザーが必要な商品をスムーズに見つけやすくすることで、CX向上につなげる。

ZETA ZETA SEARCH シモジマ i-Oreder ユーザーごとに最適な商品を表示し、CX向上につなげる
ユーザーごとに最適な商品を表示し、CX向上につなげる

「売上ランキング」「件数ランキング」「新着順」「注目順」といった並び替え項目を実装。ユーザーのニーズに合わせて検索結果ページの商品の表示順を並び替えられるようにすることで、利便性向上をめざすという。

ZETA ZETA SEARCH シモジマ i-Oreder 並び替え項目を充実させることで、利便性向上をめざす
並び替え項目を充実させることで、利便性向上をめざす

「ZETA SEARCH」とは

ECサイト内の検索における「絞り込み」「並び替え」の設定の自由度・柔軟性を追求したEC商品検索・サイト内検索エンジン。

キーワード入力時のサジェスト機能、もしかして検索、ドリルダウン式の絞り込み、事前に検索結果の該当数を表示するファセットカウントなど、多数の検索機能を有している。

JRE MALL ZETA SEARCH サイト内検索 EC商品検索
「ZETA SEARCH」の基本機能(画像は「ZETA CX」サイトからキャプチャ)
藤田遥

2025年4月の値上げは4225品目、大規模な値上げラッシュが発生する見通し【食品主要195社の価格改定動向調査】

1 year 1ヶ月 ago

帝国データバンク3月31日、2025年4月以降の食品主要195社における食品の値上げ動向と展望・見通しについての分析結果を発表した。これによると4月の値上げは4225品目で、1年6カ月ぶりに4000品目を超える。

2025年の年間累計の値上げは9月までの公表分で1万1707品目となり、すでに前年実績の9割を超え、通年で2万品目前後に到達すると見られている。

帝国データバンク 2025年4月の値上げは4225品目、大規模な値上げラッシュが発生する見通し【食品主要195社の価格改定動向調査】
通年で値上げ品目は前年大幅超の2万品目前後に到達か

平均値上げ率は月平均16%に

家庭用を中心とした主要な食品メーカー195社における4月の飲食料品値上げは4225品目、値上げ1回あたりの平均値上げ率は月平均16%。単月の値上げ品目数としては、1月以降4か月連続で前年を上回った(+1328品目・+45.8%)。また、値上げのピークを迎えた2023年10月以来、1年6か月ぶりに値上げ品目が単月で4000品目を超える。

値上げ品目数は「調味料」が最多。次いで「酒類・飲料」

4月の値上げを食品分野別に集計すると、調理用みそ製品を中心とした「調味料」(2034品目)が全食品分野で最多。「酒類・飲料」(1222品目)は缶ビール・缶チューハイなどの酒類で一斉に価格が引き上げられる。そのほかコーヒー飲料で値上げとなり、2024年10月以来6か月ぶりに単月で1000品目を超えた。

「加工食品」(659品目)は、ハム・ソーセージ製品や冷凍食品などが多い。食用油など「原材料」(33品目)を含め、嗜好品や利用頻度の高い飲食料品が主な値上げ対象となった。

帝国データバンク 2025年4月の値上げは4225品目、大規模な値上げラッシュが発生する見通し【食品主要195社の価格改定動向調査】
4月の値上げ品目数は「調味料」が最多。次いで「酒類・飲料」に

2025年通年の値上げについて、9月までの公表分は累計1万1707品目に上る。前年実績(1万2520品目)の9割超の水準に到達し、前年に比べて値上げペースが早い。一方で1回あたりの平均値上げ率は15%と、前年(17%)に比べ低下傾向で推移。食品分野別では冷凍食品やパックごはんを中心とした「加工食品」が最も多い3499品目で、「調味料」(3294品目)、「酒類・飲料」(2089品目)が続いた。飲食料品における値上げの勢いは、前年に比べて大幅に強まっている。

値上げ要因は原材料費に加え人件費・物流費由来が拡大

値上げ要因は、原材料などモノ由来の値上げが多くを占める。一方で、人件費や物流費などサービス価格上昇の影響を受けた値上げ要因が拡大した。

2025年における要因のうち、最も大きいのは「原材料高」(97.8%)となり、要因別の集計を開始した2023年以降で最も高い水準。トラックドライバーの時間外労働規制などが要因となった輸送コストの上昇分を価格に反映する「物流費」由来の値上げは81.8%を占め、前月調査時(80.9%)から割合がより拡大した。「人件費」由来の値上げも45.1%を占め、前月調査時(43.5%)から拡大。最低賃金の引き上げのほか、人手不足に伴う昇給・賃上げによるコスト増から、価格改定に踏み切るケースが増え始めたという。

帝国データバンク 2025年4月の値上げは4225品目、大規模な値上げラッシュが発生する見通し【食品主要195社の価格改定動向調査】
原材料費に加え人件費・物流費由来が拡大

2025年の値上げトレンドは、人件費や物流費などサービス由来のコスト増を要因とした値上げで拡大傾向が顕著となっている。世界的な供給難や円安による原材料・エネルギー価格が中心だった2024年前半に比べ、トレンド変化が鮮明となった。前年に見られた急激な為替の変動による値上げは一服した傾向にあるものの、天候不順による生育不良、過去の円安による肥料価格の上昇、燃油などのエネルギー、輸送費用といった間接コストが重なり、コメや野菜類をはじめとした国産食材の調達コスト増加が続いている。

東京帝国データバンクは「飲食料品の価格はプラ容器など包装資材を含め、『モノ由来』と『サービス由来』双方の値上げに影響されている。2025年の値上げ動向は全体的に値上げの動きが低位に抑えられた前年に比べ、少なくとも今夏にかけて断続的な値上げラッシュの発生が見込まれる」とコメントしている。

鳥栖 剛

SEOと広告は"水と油"ではない。「広告を出さないと売れない」「広告を出せば売れる」と考える前にやるべきこと【ネッ担まとめ】 | 新・ネットショップ担当者が知っておくべきニュースのまとめ

1 year 1ヶ月 ago
ネットショップ担当者が読んでおくべき2025年3月1日~3月28日のニュース

SEOやECの支援を生業とする前は、私もEC従事者でした。その時、広告費をかけないSEO中心の施策にシフトしたことで、メディアで紹介される際はタイトルなどに「広告費ゼロ」とつくことが多く、「広告否定派」と思われることもあるのですが、決してそうではありません。商材、媒体、ユーザーとの相性、目的が明確になっているかどうか、そもそもない袖は振れませんから、その見極めが大事であるというスタンスです。 「広告をやらないと売れない・広告をやれば売れる」という両極端にならないことも大事です。

「広告を出したら売れる」わけではない。商材、媒体、目的の明確化などが重要

「CMに何十億円投資しても売上も利益も変わらない」かつてキットカットのCMを中止したネスレ日本元社長・高岡浩三氏が考える“テレビCMの価値”「『広告しないと商品が売れない』は時代遅れ」 | マネーポストWEB
https://www.moneypost.jp/1254251

テレビCMは広告メディアのひとつとしてこれからも絶対に生き残ります。ただし、広告をやらないと商品が売れないという考え方は、時代遅れだと思います

逆に「広告を出したら売れる」でもなく、やはり商材、媒体、ユーザーとの相性、目的を明確にすることが大事ですね。認知拡大、ナーチャリング、ブランディング、売上獲得、何をもって広告を行うのかが重要ではないでしょうか。

冒頭で書いたように「広告ゼロ集客でSEO」を強調されることが多いのですが、当時の私は広告費を捻出しがたい状況だったので、結果的に広告費をゼロにして集客しなければならなかったに過ぎません。そのなかで、自分と相性の良いモノがSEOだったのです。現在では、EC事業者さんと広告代行会社さんと共に三位一体で取り組むことも増えました。

その際は、競合がSEOに注力おらず、広告を出さなくてもSEOで集客を図れそうな商材、SEOの難易度が高く、広告でなければ導線を作れない商材など、自社が置かれている状況を見定め、ECとお客さんが出会える場所を健やかに増やしていくことを協議しながら、予算、出稿先、広告のクリエイティブを行うことを意識しています。

ですので、いかに広告費をかけようとも受け皿であるEC側が整備されていないとコンバージョンには至りにくくなりますから、"ECサイト=実店舗のような設計"が重要です。

ECカートシステム「futureshop」を提供するフューチャーショップ 取締役の安原貴之さんと、ECサイトを家に見立て、その家の設計について対談しました。

自社ECに人を呼ぶために必要な“設計”と“伝え方”──SEOは順位より信頼 | 145MAGAZINE
https://145magazine.jp/retail/2025/03/ec_self-hosted_seo-design/

ただプロフィールを並べるのではなく、「誰に」「何を」「なぜ届けたいのか」という視点を持つ必要がある。ファーストビューにそのメッセージを明確に入れる。ここが曖昧なままでは、訪問者にとって“入口のない家”であり、訪れても何の印象も残らない店舗になってしまう

「ECを作れば売れる」「モールに出店すれば売れる」と勘違いして、大怪我をしないようにすることが大切ですね。

ファン化とは、SEOと接客を繋ぐ“体験の積層”

施策を積み重ねるなかで「自社のサイトを何者なのか確固たるものにする」ことができます。じわじわですが積み重ね。広告は一撃必殺のような効果を出すこともありますが、蛇口をひねりっぱなしでは費用もかさんで経営を圧迫してしまいます。

「お客さまは、なぜあなたの店に来るのか?」「なぜそれを探しているのか?」「どうやって来ているか?」「どんなフレーズで探せたのか?」――これらを積み重ねて準備しておくことが「E-E-A-T」であり、「ヘルプフルコンテンツ」であり、Googleが検索ガイドラインで重んじる「品質」なのではないでしょうか。

どこに何があるのかわからず散らかっていて、店員の姿もなく、尋ねることもできないお店では買い物したくないですし、できないですよね。

要チェック記事

マーケティング関連

消費者が選ぶ強いブランドランキング1位は「YouTube」、2位は「Google」、3位は「ローソン」、4位は「無印良品」、5位は「ユニクロ」 | ネットショップ担当者フォーラム
https://netshop.impress.co.jp/node/13710

知名度や利便性だけではなく、親近性というのも消費者がブランドをイメージし、購買時に選ぶポイントになっているのかも。こうした、商品やサービスを購入する際に最初に思い浮かぶブランドになれるかどうかの「カテゴリーエントリーポイント(CEP)」は、SEOでいえば「E-E-A-T」の概念と非常に近いのではないでしょうか。

なぜ、ルクア大阪にスタバが「6店」もあるの? それでも売上が好調の秘密 | ITmedia ビジネスオンライン
https://www.itmedia.co.jp/business/articles/2503/20/news067.html

地元大阪の話なので食いついたのですが、読むと実に「なるほど」がありました。

"スタバが同じ施設内に複数の店舗を展開できるのは、「ターゲットを変えた戦略」と「ブランドの積み重ね」"

1つのECモールに複数店舗展開している人、自社やモールなど多店舗展開している人、今後予定している人も、スタバに学ぶ点があるのではないでしょうか。

SEO、検索関連

グーグル検索結果CTR調査【最新版】―― 1位CTRは19%~38%と業界格差が拡大【SEO情報まとめ】 | Web担当者Forum
https://webtan.impress.co.jp/e/2025/03/21/48846

検索エンジンの順位ごとのCTRは、目安にはなりますが集計しているデータによって差があるので、注意が必要です。ただ「AI Overview(AIによる概要)」の普及による変化も気になるところなので、分野やクエリの種類による違いは知っておいて損はないかも。

New Research: Google Search Grew 20%+ in 2024; receives ~373X more searches than ChatGPT(新たな調査: Google検索は2024年に20%以上成長し、ChatGPTよりも約373倍多くの検索を獲得) | SparkToro
https://sparktoro.com/blog/new-research-google-search-grew-20-in-2024-receives-373x-more-searches-than-chatgpt/

AIの台によって検索エンジンからサイトへのトラフィックが2026年までに25%減少すると調査会社が予測 | Gigazine
https://gigazine.net/news/20240523-google-ai-search/

1つ目の記事は、世界的SEOツール会社「Moz」創業者であり、SEOの第一人者として名高いランド・フィッシュキン氏が執筆したもの。「Google全体での検索数が1年間で21.64%増加した」と書かれています。

2024年5月に2つ目の記事が出た際も、「Googleはオワコン」「SEOは死んだ」などという意見が散見されましたが、Googleのトータル検索数がむしろ増えているというのは驚きでした。

Google March Core Update Volatility Status(Google3月コアアッデートのボラティリティ状況) | SEARCH ENGINE ROUNDTABLE
https://www.seroundtable.com/google-march-2025-core-update-status-39073.html

日本時間3月14日から展開が始まっている、2025年最初のGoogleコアアップデート。この記事を執筆している3月28日時点で展開は完了していませんが、その初動について。

展開開始直後のSNS上のお祭り騒ぎは、国内でも以前に比べて静かになった印象です。けれど、こればかりは「サイトによるし、ジャンルにもよる」と思うので、交錯する情報は「そういうことも起きているのだな」として、自社や管理しているサイトをしっかり看視することが大事だと感じています。

今、みなさんにお伝えしたいこと

比喩と言語理解 : 言語表現と理解の接点について | 敬愛大学・敬愛短期大学学術リポジトリ
https://keiai.repo.nii.ac.jp/records/2636(参考情報として「敬愛大学・敬愛短期大学学術リポジトリ」のURLを記載しています)

「言語化と比喩」について時々話に出ることがあります。比喩でいえば「作詞家・阿久悠氏は本当にすごいな」と思わされるフレーズがあります。

「男は狼なのよ 気をつけなさい 羊の顔していても 心の中は 狼が牙をむく」

ピンク・レディーの曲「S・O・S」の一節ですが、これで誰にでも言わんとすることが伝わりますよね。童話「赤ずきんちゃん」を読んだことがあれば、幼い子どもですら危ないことはわかる。「あの子の頬は赤いリンゴのようだ」ほど直喩ではないのに。

ですが、「男はシイラなのよ 気をつけなさい」と言っても、ほとんどの人は「え?」となりますよね。シイラが動くものには何でも食いつくさまや、釣り上げると色が変わるさまから「交際すると豹変する」など、シイラが「軽い人の比喩」とはなかなか伝わらないかも。なので、自分だけにわかる比喩・変換は言語化ではないのかもしれません。

喩えは、その場にいるほとんどの人に伝えるには便利ですし、「今日の場の人はこういう傾向だから」と、その場に即した喩えをぱっと出せる人は頭が良い人だろうなと思います。釣り人が集まる飲み会なら、シイラの喩えもウケるかもしれません。

ECサイト育成やWebサイトのアクセス分析などで、私と同年代が多いチームなら「ドラクエでいうと『はがねのつるぎ』を手に入れたくらい」「船が手に入ったあたり」という喩えで状況の共有が捗ることもしばしばあります。

さきほどの頬の話で言えば、「あの子の頬が赤いのは、暖房が効いている部屋にいるにもかかわらず厚着をしているからかもしれない。しかし発熱している可能性もあるので、軽装になるようにすすめるか、念の為体温も計っておいたほうが良いかもしれない」が言語化でしょうか。言語化と比喩(自分向けに納得するものと大勢で共有できるものもある)の違い、おもしろいですね。

それではまた次回! 酒匂(さこっち)の「ネッ担ニュースまとめ」をよろしくお願いいたします。

ECマーケティング人財育成は「EC事業の内製化」を支援するコンサルティング会社です。ECMJコンサルタントが社内のECチームに伴走し、EC事業を進めながらEC運営ノウハウをインプットしていきます。詳しくはECMJのホームページをご覧ください。

UdemyでECマーケティング動画を配信中です。こちらもあわせてご覧下さい。

ユウキノインは寄り添い伴走しながら中小企業・ECサイトのSEOからコンテンツマーケティング、プレスリリースやクラウドファンディングなど集客・販促・広報をお手伝いする会社です。詳しくはユウキノインのホームページをご覧ください。

Designequationは何かに特化したサポートではなく、モール・ベンダー選定や広告・CSなど各企業に合わせたカスタマイズ型の運用サポートを行っています。

酒匂 雄二

しまむらのEC売上が100億円を突破、2025年2月期は129億円、2027年2月期は180億円を計画

1 year 1ヶ月 ago

しまむらグループの2025年2月期におけるEC売上高は、前期比79.0%増の129億円で100億円の大台を突破した。2027年2月期にはEC売上高180億円達成をめざす。

EC化率は0.9ポイント増の2.0%に

2025年2月期のEC業績について、各事業の売上内訳は「しまむら」が前期比67%増の89億円、「アベイル」が同148%増の21億円、「バースデイ」が同81%増の16億円、そのほかで3億円。オンラインストア限定企画による品ぞろえの拡大、人気商品の受注生産販売による効率の良い売上作り、実店舗が天候に左右されやすい時期でのECフェアの実施など、EC独自の販売手法を駆使し客数が大きく伸びたという。

全体のEC化率は前期比0.9ポイント増の2.0%。EC注文の店舗受取比率は83.7%とオープン当初から高い水準を維持、都内の店舗では実店舗とオンラインの相互送客が一層進んだという。

しまむらグループの2025年2月期におけるEC売上高は、前期比79.0%増の129億円
しまむらのEC売上は100億円を突破した(画像はIR資料から編集部がキャプチャ)

EC売上高は2027年2月期目標を前倒しで達成→売上目標180億円に変更

2027年までの中期経営計画として、最終年度となる2027年2月期のEC売上高110億円を目標に掲げていたが、計画を前倒しで達成。大幅達成に伴い中経の数値目標を変更した。2027年2月期のEC売上高目標を180億円に設定。今期から「しまむら」「アベイル」「バースデイ」などと別れているECサイトをモール化し、ECサービスの利便性の向上、BtoB向けサイトの新規立ち上げによる販売チャネルの拡大に取り組むという。

しまむらグループの2025年2月期におけるEC売上高は、前期比79.0%増の129億円
中経前倒し達成のため目標売上高を70億円増に修正(画像はIR資料から編集部がキャプチャ)

しまむらの中期経営計画では、EC限定企画商品の強化、OMO戦略の推進などを掲げている。会員情報の一元管理により店舗とECの相互利用を拡大。店舗とECの顧客管理システムとして、性別・年齢・購買履歴データの利用でレコメンドなどの販促に活用していく。

モール型運営への移行も計画している。2026年2月期中にしまむらグループとしてECサイトを一本化。同一カートで事業を横断して買い物できるモール型運営に移行する。その他では、EC注文への店舗在庫の引当システムの構築、店舗での支払いの実現、BtoB販売チャネルの開拓や海外市場の開拓を掲げている。

鳥栖 剛

【物流DXの最前線】DMSの業務自動化・省力化を実現する最新設備を搭載した物流拠点とは | 通販新聞ダイジェスト

1 year 1ヶ月 ago
梱包作業が最大で5倍の効率アップにつながるなど、DXを追求した物流拠点の成果がめざましい。DMSが所有する「川島ロジスティクスセンター」の取り組みに注目する

ダイレクトメールや物流サービスなどを手掛けているディーエムエス(=DMS)では、物流の業務効率化に向けた最新設備を積極的に導入している。従来は人手で対応していた業務を自動化・省力化することで、「2024年問題」を背景とした物流における荷詰まり解消を実現。埼玉県内の「川島ロジスティクスセンター」を舞台に、昨年末より本格展開を開始した同社の物流効率化プロジェクトに迫る。

埼玉県の「川島ロジスティクスセンター」(画像はDMSのコーポレートサイトから編集部が追加)
埼玉県の「川島ロジスティクスセンター」(画像はDMSのコーポレートサイトから編集部が追加)

作業のスピードアップを実現するロジスティクスセンター

同センターは「川島IC」付近に位置する延床面積約23万1000平方mの物流拠点で、通販物流を軸に流通加工から保管、発送までを一貫提供している。2024年問題を背景とした経済産業省の「物流効率化先進的実証事業」の採択を受けて最新の自動化設備を導入したもので、同社が掲げる“物流DX”の最前線拠点となっている。

プロジェクションでピッキング手順を指示

ここでまず導入したのは「プロジェクションピッキングシステム®」。注文商品が収納されている棚に、上部のプロジェクターから光を照射し、作業者に手順を指示するというもの。

現在、大手食品メーカーの通販出荷業務において、棚に配置された100種類を超えるチラシの中から、1人ひとりの顧客ごとに異なるチラシを平均5~6種類抜き出して同梱する工程で活用。同梱するチラシを手順通りに光で誘導し、誤った場合にはアラートで警告するなど、ピッキングミスの防止も図れる。「正確性に加え、検品工程が省けるようになったので、作業スピードとしては以前の2倍まで向上した」(同社)とする。

自動化設備を導入している「川島ロジスティクスセンター」
最新設備を導入している「川島ロジスティクスセンター」

作業効率が最大5倍アップした自動梱包システム

厚さ2~5㎝対応の「薄型梱包機」

また、箱の製函・封函、送り状印字・貼り付け、方面別仕分けまで対応した自動梱包システムも導入薄型梱包機については、「ゆうパケット」など厚さ2~5cmのA4~A5サイズに対応しており、以前は人の手で1時間当たり150~200個の対応だった梱包作業を、5倍以上の1000個まで拡大できた。

通常宅配便対応の「ランダム梱包機」

加えて、通常宅配便(60~120サイズ)に対応したランダム梱包機も導入。こちらは1時間当たり700個を梱包でき、荷主から支給された資材も利用できるなど、自由度の高い対応が特徴となる。

さまざまなサイズに対応する梱包システムを導入
さまざまなサイズに対応する梱包システムを導入

生産性向上に貢献

同センターの場合、健康食品通販などの小型荷物の発送量が多く、アップセルやクロスセルに有効なチラシ同梱と、薄型梱包を自動化することは喫緊の課題だった。

今回の設備導入により、多様なニーズに対応できる柔軟性と、容易に対応できる拡張性を確保することができた。また、ピッキング・梱包ともに、従来は人の目や手が頼りとなっていた工程を自動化できたことで、作業者の経験や習熟度に捉われることなく工数の平準化を図ることができている。「人の手も残しながら、機械の効率性と手作業の柔軟性を融合させて、その両輪でアピールしていきたい」(同社)とした。

そのほか、生産性の向上や業務効率化は出荷処理時間の短縮にもつながっており、生産完了~トラックへの積み込み時間を早めることで、ドライバーの荷待ち時間を抑制することにも大きく貢献できている。

DMSは物流事業の強化により効率化やEC出荷の拡大を図っている。物流事業は、既存のダイレクトメール事業に次ぐ第2の柱として成長させる計画(画像はDMSのIR資料から編集部が追加)
DMSは物流事業の強化により効率化やEC出荷の拡大を図っている。物流事業は、既存のダイレクトメール事業に次ぐ第2の柱として成長させる計画(画像はDMSのIR資料から編集部が追加)

物流から販促まで一貫支援

近年は人件費や資材費など関連コストの値上がりを受けて、物流費の高騰が大きな問題となっている。その中で配送費を圧縮するためには、日々、安定した規模の出荷量を確保して、宅配事業者との間でいかに良好な関係を構築できるかが鍵になってくる。

今回の自動化推進はセンター全体の業務キャパシティー拡大にも大きくつながっており、その結果、荷主への価格提案の面でも大きな差別化が図れるようになったとした。

また、「元々、ダイレクトメールを主力事業としているため、その知見を活かした販促プロモーションや、資材の企画制作、宛名リストのデータ処理から出荷まで一連の工程をすべて自社でできることが強み」(同社)と説明。

今回の自動化と並行して、ダイレクトメールやプロモーションなど社内のさまざまなリソースを連携させることで通販物流から販促支援まで一気通貫で提供する体制を引き続き強化していく考え。

※記事内容は紙面掲載時の情報です。
※画像、サイトURLなどをネットショップ担当者フォーラム編集部が追加している場合もあります。
※見出しはネットショップ担当者フォーラム編集部が編集している場合もあります。

「通販新聞」について

「通販新聞」は、通信販売・ネット通販業界に関連する宅配(オフィス配)をメインとしたニュース情報紙です。物品からサービス商品全般にわたる通販実施企業の最新動向をもとに、各社のマーチャンダイジング、媒体戦略、フルフィルメント動向など、成長を続ける通販・EC業界の情報をわかりやすく伝え、ビジネスのヒントを提供しています。

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通販新聞

GMOインターネットグループは生成AIを従業員の過半数が「ほぼ毎日」活用、1人あたり月間で約32.2時間の業務削減効果

1 year 1ヶ月 ago

GMOインターネットグループが3月28日に公表したグループ社内の生成AI活用の実態調査の結果によると、グループ全体の生成AI業務活用率は90.0%に到達、AIを活用しているパートナー(従業員)の過半数が「ほぼ毎日」活用していることがわかった。

生成AIの活用率は1.4ポイント増の90.0%に

GMOグループでは四半期に一度、生成AIの活用状況に関する定点調査を実施している。利用頻度などについて調べたところ、2025年3月時点で全体の生成AI業務活用率は前回調査から1.4ポイント増の90.0%になった。

GMOインターネットグループは生成AIを従業員の過半数が「ほぼ毎日」活用、1人あたり月間で約32.2時間の業務削減効果
生成AI業務活用率は前回調査から1.4ポイント増の90.0%

利用頻度は生成AIを業務に活用しているパートナーのうち、54.6%が「ほぼ毎日活用」と回答。83.7%が「週1回以上」活用していた。

GMOインターネットグループは生成AIを従業員の過半数が「ほぼ毎日」活用、1人あたり月間で約32.2時間の業務削減効果
83.7%が「週1回以上」活用している

グループ全体の月間の削減時間は前回調査から約1.6万時間増となる推定17.7万時間。1人あたりの月間の削減時間は約32.2時間(前回調査差+約2.1時間)となった。

GMOインターネットグループは生成AIを従業員の過半数が「ほぼ毎日」活用、1人あたり月間で約32.2時間の業務削減効果
全体の月間の削減時間は推定17.7万時間に

AIの活用レベルも調査、「高レベル」は約29%

回答結果から「利用頻度」「利用ツール数」「削減時間」「リテラシー」といった複数の観点から業務活用しているパートナーを3段階の活用レベルに分類。その結果、高レベルに分類されたパートナーは全体の28.8%にとどまったという。GMOグループでは「今後は、単に業務活用をしているかどうかだけでなく、高度なレベルで使いこなせているか、という点にも着目し、さらなるAI活用推進を進める」としている。

GMOインターネットグループは生成AIを従業員の過半数が「ほぼ毎日」活用、1人あたり月間で約32.2時間の業務削減効果
高レベルに分類されたパートナーは全体の28.8%に

そのほか、AI人材育成プログラムである社内リスキリングスクール「虎の穴」に興味を持っているパートナーは62.4%。内訳は「受講済み」が11.8%、「興味がある」が50.6%だった。

GMOインターネットグループは生成AIを従業員の過半数が「ほぼ毎日」活用、1人あたり月間で約32.2時間の業務削減効果
社内のAI人材育成プログラムに過半数以上が興味

また「身近にAIについて質問、相談できる人がいるか」という質問に対しては、「いる」と回答した人が71.0%で、周囲の仲間と相談しあってAI活用を推進できる環境が整ってきているようだ。

GMOインターネットグループは生成AIを従業員の過半数が「ほぼ毎日」活用、1人あたり月間で約32.2時間の業務削減効果
7割が周囲の仲間と相談しあってAI活用を推進

AIトレンドである「Deep Research(詳細な調査機能)」についても、すでに多くのパートナーが業務に取り入れ、効率化だけでなく新たな価値創造を推進していることがわかった。

正確性の観点から、最終的には人間による一次情報のチェックは必要という声はありつつも、「調査効率化」「情報収集範囲の拡大」「アイデア創出」といった観点から有益であるという意見が多かった。また、月200ドルと高額なChatGPT Proプランに関しても「価格だけの価値がある」や「調査に当てた時間で別の業務に集中できる」といったポジティブな意見が寄せられた。

人力とAI活用のバランス……「最終確認は人間」

人力とAI活用のバランスの取り方についても聞いた。「AIを使っていて『まだ自分(人間)がやったほうが良い』と感じたこと」についての質問には、「人間が主体となって、AIをアシスタントとしていかに活用出来るかが重要である」や、「最終結果は人間がしっかりとチェックするべき」といった回答が目立った。

「生成AIを使いこなせているなと思う人はどんな人か」といった質問には「目的に沿った適切なAIの選択ができる人」や「日々アップデートを追いかけ、ツールを使い分ける柔軟性がある人」といった声も多かった。

GMOグループ内のAI推進プロジェクト「AIしあおうぜ!」リーダーを努める李 奨培氏は「遂にGMOインターネットグループ全体の生成AI業務活用率は90.0%を超えた9割から先の「質」に徹底的にこだわりたい。活用が9割だとして、その中身はどうなのか、そこに響くのが各担当部署の『共通言語』や『共通知識』の確立。2025年はコミュニケーションという、人間社会の本質に迫っていく」とコメントしている。

調査概要

  • 調査テーマ:「生成AI活用」実態調査
  • 回答者数:6,422人(有効回答5,276人)
  • 調査対象:GMOインターネットグループの国内パートナー(正社員、契約社員、アルバイト、派遣社員、業務委託)
  • 調査期間:2025年3月10日(月)~3月14日(金)
鳥栖 剛

パソコン通販のユニットコム、有利誤認で措置命令。特典の期間限定表示に実態なし

1 year 1ヶ月 ago

消費者庁は3月27日、PCなどのECサイト「パソコン工房」を運営するユニットコムに対し、景品表示法に基づく措置命令を出した。期間を限定した特典付与の表示などを行っていたが、実際は表示した期間以外でも同様の特典を付与していた。

費者庁は3月27日、PCなどのECサイト「パソコン工房」を運営するユニットコムに対し、景品表示法に基づく措置命令を出した
ユニットコムでは「決算特別感謝祭」のほか「冬のボーナス先取り還元フェア」など同内容で断続的にキャンペーンを実施

措置命令の対象となったのはユニットコムが販売していたPC「iiyama PC」。「決算特別感謝祭」などとし、実施期間を限定した上で「最大1万円分相当還元!」といった表示を行っていた。

実際はその表示された期間以外にも「冬のボーナス先取還元フェア」「2023スタートダッシュ還元祭」「決算クリアランス還元祭」「決算全力還元祭」「GWを楽しもう!ウルトラ還元祭」「超パソコン還元フェア」「ボーナス先取り還元フェア」「超ボーナス還元祭」などと、1年弱に渡って断続的に同様またはより有利な内容で還元などを実施していた。

これについて実際のものよりも著しく有利であると一般消費者に誤認される不当表示とし、景表法における有利誤認を認定。違反認定を受けた表示は2022年9月から2023年7月。

消費者庁はユニットコムに対し、①景表法に違反するものである旨を一般消費者に周知徹底すること②再発防止策を講じ役員と従業員に周知徹底すること③今後、同様の表示を行わないこと――を命じた。

ユニットコムでは同社公式サイトにて「今回の措置命令を真摯に受け止め、再発防止に努める」としている。

景品表示法とは?

不当表示や不当景品から消費者の利益を保護するための法律が「景品表示法(正式名称:不当景品類及び不当表示防止法)」。景品表示法は、商品・サービスの品質、内容、価格などを偽って表示を行うことを規制。また、過大な景品類の提供を防ぐために景品類の最高額を制限している。

不当表示は大きく分けて3つの種類がある。

  • 優良誤認表示(商品・サービスの品質、規格、その他の内容についての不当表示)
  • 有利誤認表示(商品・サービスの価格、その他の取引条件についての不当表示)
  • その他 誤認される恐れのある表示(一般消費者に誤認される恐れがあるとして内閣総理大臣が指定する不当表示)

ユニットコムのケースは有利誤認に該当。商品・サービスの価格や、その他の取引条件について、実際のものよりも著しく有利であると一般消費者に誤認される表示は不当表示となる。

消費者庁では、各種資料をまとめた景品表示法用コーナー、「不当景品類及び不当表示防止法ガイドブック」(PDFが開きます)などで、景品表示法に関するさまざまな情報を提供している。

鳥栖 剛

シップスのパーソナライズ戦略成功のカギは「レコメンド」。シルバーエッグ・テクノロジーと進める施策を徹底解説

1 year 1ヶ月 ago
レコメンドを活用してSHIPS(シップス)はどのようにパーソナライズを実現しているのか。精度の高いレコメンドを提供する重要性と施策について、シップスとシルバーエッグ・テクノロジーが解説する。
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全国でセレクトショップ事業を展開するシップスは、実店舗の接客の強みを自社ECサイトでも実現しようと、パーソナライズ戦略を進めている。“心地良い顧客体験”を実現する施策のカギとなっているのがレコメンドだ。顧客の好みのほか、季節やトレンド、カスタマージャーニーなどのリアルタイム性を加味した精度の高いお薦め商品を1人ひとりに提供するためAIレコメンドサービスを導入。手間をかけることなく質の高い接客を実現、EC運営に欠かせない機能となっているという。

シップスの茅野充宏氏(販売促進部 デジタルマーケティング課)と、AIレコメンドを開発・提供するシルバーエッグ・テクノロジーの園田真悟氏(マーケティング部 シニアマネージャー)に、レコメンドの取り組みと今後の施策について話を聞いた。

50年の歴史と安心・安定感で顧客に選ばれるSHIPS

シップスは1975年の設立から、2025年で50年目を迎えた。ブランドコンセプトは「STYLISH STANDARD」。レーベルは「SHIPS」に加え、「SHIPS any」「SHIPS Colors(シップスカラーズ)」「quaranciel(カランシエル)」などを展開。2024年秋からは若年層向けの「City Ambient Products(シティアンビエントプロダクツ)」を開始するなど、幅広いレーベルを展開している。

現在の店舗数は全国で約80店舗。フランチャイズ店はなく、すべて直営店で運営していることが特長。茅野氏は「超大手アパレルに比べてレーベル数は多くないが、半世紀という歴史の長さや、安心感・安定感が特に評価されている」という。

「SHIPS」公式サイト
「SHIPS」公式サイト(https://www.shipsltd.co.jp/

現在のECサイトは30歳代から40歳代を中心に、50歳代まで幅広く利用されている。ターゲット層を広げるために始めた新レーベル「City Ambient Products」をきっかけに、20歳代といった若年層の利用も進んでいる。

2017年、自社ECサイトの自由度や機能を拡張するため、リニューアルを実施。顧客に求められるECサイトを作る上で、戦略の1つとなったのがパーソナライズだった。数あるアパレルECのなかで、トップランナーの1社として成長し続ける要因を茅野氏は次のように話す。

店舗でもECでも、お客さまができるだけ隔てなく買い物できるようにしたいという思いで改修を進めてきた。リニューアルの翌年にコーポレートサイトとECサイトを統合。それも、お客さまのニーズとずれた無駄な動きが出ていたことから改善を実施した。

このほか、ECサイトから予約できる「店舗取り置き・試着サービス」、店舗在庫がなくてもEC在庫があれば店舗で決済して後日、商品を自宅に配送する「店頭決済&EC配送機能」なども、すべてリストアップしてきたお客さまのニーズから始まっている。求められているものをしっかり実装してきたことが、成長の要因になっている。(茅野氏)

シップス 販売促進部 デジタルマーケティング課 茅野充宏氏
シップス 販売促進部 デジタルマーケティング課 茅野充宏氏

ECのパーソナライズ戦略が成功している要因の1つはレコメンド

パーソナライズされた接客を実現する施策の一環として、シルバーエッグ・テクノロジーが提供するAIを活用したレコメンドサービス「アイジェント・レコメンダー」を導入した。現在では多くのECカートシステム、パッケージにはレコメンド機能が標準搭載されており、ほかにもさまざまなレコメンドエンジンがある。なぜ「アイジェント・レコメンダー」を導入したのだろうか。

店舗での接客と同じように、お客さまごとにレコメンドされるものが変わるパーソナルな接客を実現したいと考えていた。シルバーエッグ・テクノロジーの「アイジェント・レコメンダー」は、お客さまごとに複数の相関からレコメンドできると知り、導入を決める上での一番大きなポイントになった。(茅野氏)

「アイジェント・レコメンダー」によるレコメンドのイメージ。SHIPSは消費者1人ひとりに適した商品を提案する
「アイジェント・レコメンダー」によるレコメンドのイメージ。SHIPSは消費者1人ひとりに適した商品を提案する

ECビジネスにおけるカスタマージャーニーは複雑で、トップページ、カテゴリー、商品詳細ページ、カート、決済など、それぞれのページで消費者のアクションが異なる。そのため、どこで何をレコメンドすべきかが変わってくる

シルバーエッグ・テクノロジーの「アイジェント・レコメンダー」は、複数の相関モデルによって予測精度を高めている。たとえば商品詳細ページでは類似する商品をレコメンドし、カートページではカゴに入れた商品と組み合わせられる商品をレコメンドするというように、さまざまな組み合わせでレコメンドできる独自の機能も持っている。シップスも導入以降、安定して成果を出し続けられているという。

「アイジェント・レコメンダー」は、サイト内でのユーザーの行動ステップごとに適した商品をレコメンドする
「アイジェント・レコメンダー」は、サイト内でのユーザーの行動ステップごとに適した商品をレコメンドする

シップスさんは試着サービスやスタッフコーディネート、動画コンテンツなどを積極的に取り入れており、レコメンド商品をクリックしたお客さまが、その商品を理解し、気に入るような導線が出来上がっている。

個人のニーズに応じて商品を提案し、また個人の欲求に応えるコンテンツやツールを取りそろえられているシップスさんは、まさにパーソナライズを中心にECを構築されている代表例。ただ機能性の高いレコメンドを実装するだけでなく、「レコメンドされたお客さまがどう体験するか」までを考えてサービスを提供できているところが、「SHIPS公式サイト」の強みになっていると思う。(園田氏)

シルバーエッグ・テクノロジー マーケティング部シニアマネージャー 園田真悟氏
シルバーエッグ・テクノロジー マーケティング部シニアマネージャー 園田真悟氏

レコメンドの効果は売り上げ作りだけにとどまらない

「SHIPS公式サイト」では、「アイジェント・レコメンダー」をトップページや商品詳細ページ、カートなどで活用しているほか、商品をカートに入れた際にポップアップでお薦め商品も表示するのにも活用している。ここでのクリック率が特に高く、有効だと実感しているという。シルバーエッグ・テクノロジーの調査では、レコメンド経由で購入した人の同時購買点数は1.3倍~1.5倍に増加するという結果が出ているという。

カートイン時にポップアップで確認とレコメンドを表示
カートイン時にポップアップで確認とレコメンドを表示

また、シップスはECサイト以外でもシルバーエッグ・テクノロジーのレコメンドサービスを活用している。そのシーンの1つが、店舗も含めた購入後のフォローメール。シルバーエッグ・テクノロジーの「レコガゾウ」を用いて、消費者1人ひとりに適したお薦め商品の画像をメールに掲載していることだ。「レコガゾウ」はメール1通ごとにお薦めアイテムの画像を表示させるサービスで、メールのコンテンツもパーソナライズさせることができる。

「レコガゾウ」の概要
「レコガゾウ」の概要

シップスは今後、「レコガゾウ」を購入後のフォローメールに限らず幅広く活用したいという。新着商品のメルマガなど、より配信ボリュームの大きいメールでも有効利用できると考えている。園田氏は、あらゆる顧客接点でのレコメンドの重要性について次のように話す。

レコメンドはサイト内で商品を見せるためだけのツールと思われているかもしれないが、タッチポイントを変えることで、お客さまにもう一度興味を持ってサイトに訪問してもらうなど、さまざまな効果をもたらしてくれる。「このページでこのレコメンドを出す」と限定するのではなく、メール、LINE、アプリなど、お客さまとのコミュニケーションの場で最適なレコメンドを表示すれば、来訪者数を増やしたり、F2転換率やリピート利用率を上げたりできる

ただ、「メールはメール用の、サイトはサイト用のレコメンドシステム」と分かれていると、お薦め商品がちぐはぐになって顧客体験が乱れてしまう。1つのAIエンジンを幅広いシーンで使うことがすごく重要。「アイジェント・レコメンダー」と「レコガゾウ」を組み合わせ、個々のお客さまに対して一貫性のあるコミュニケーションができているシップスさんは、私たちから見ても有効な使い方をしていると実感している。(園田氏)

レコメンドで“リアルタイム性”は重要。「いいね」で即時にお薦め商品が最適化する「ライクディスカバリー」

このほかシップスでは、レコメンドした画像の「ライク(いいね)」ボタンを押すと、それを軸にお薦め商品を切り替える「ライクディスカバリー(Like Discovery)」という新機能の活用にも率先して取り組んでいる。スマホ経由の実績では、「ライク」ボタンを押した人の約20%がそのレコメンド商品をクリックして閲覧しに行っているという。「静的なレコメンド表示に比べ、10倍近い誘導効果がある」(茅野氏)と話す。

「ライクディスカバリー」は実装したばかりの新機能のため、顧客への浸透はこれからだ。しかし、現状の効果からも売り上げにつながる機能だと確信できることから、「ライク」を押せばもっと興味のある商品が出る旨をサイト上で表現し、利用を促していきたいという。

「ライクディスカバリー」のイメージ
「ライク」ボタンを押すとお薦め商品が切り替わる「ライクディスカバリー」のイメージ

この「ライクディスカバリー」でもわかるように、シルバーエッグ・テクノロジーは“リアルタイムなレコメンド”の実現を最大の特長としている。顧客の過去の購入履歴だけでなく、今見ているものなどからもレコメンドを最適化して表示できるからこそ、顧客の興味・関心を次々と引き出せるのだという。

「膨大な数のブランドや商品のなかから、少ない手間で顧客にとっての逸品を見つけ出す手助けとなることがレコメンドの目標の1つであり、その上でリアルタイム性は欠かせない」と園田氏は語る。

メルマガでレコメンドする場合、1か月前の購入データだけで予測するのではなく、この1か月間のほかのユーザーの購買行動もリアルタイムで積み上げていき、「このお客さまが“いま”求めるのはこれだろう」と予測してレコメンドを出している

こうした予測は、シップスさんのような季節性のある商品を展開している企業にとっては特に重要。春物を買ったお客さまが、次に夏物を買おうとした際、購入履歴だけで予測すると興味を引く商品の提案が難しくなるからだ。

ほかにも、昨今はSNSの投稿が特定商品の爆発的な売り上げにつながることがあるが、そういった即時の売り上げの変化も敏感に捉え、レコメンドに反映できるようにしている。リアルタイム性はアパレルをはじめ、多様な商材を取りそろえる様々なECビジネスで、重要な要素だと考えている。(園田氏)

シルバーエッグ・テクノロジーが開発・提供する新世代レコメンドエンジン「アイジェント・レコメンダー」とは

「アイジェント・レコメンダー」はSaaS型のAIレコメンドサービス。「“顧客本位の接客”を、AIの力で再現する」をコンセプトに、協調フィルタリングとさまざまな機械学習を組み合わせた最先端アルゴリズムで、顧客1人ひとりの行動をAIが分析。その分析結果を基に、リアルタイムに顧客が求めている商品を的確に予測し、訪問者へ商品をレコメンドする機能を持つ。

また、AIが顧客の好みを高精度で把握できるため、実店舗で熟練スタッフが接客するように、1to1レコメンドを実現できる点も強みだ。

常に変化する顧客のニーズをAIが分析し、リアルタイムで商品のレコメンドを行う
常に変化する顧客のニーズをAIが分析し、リアルタイムで商品のレコメンドを行う

「アイジェント・レコメンダー」の特長は、AIシステムの設定やチューニングをシルバーエッグ・テクノロジーが行うため、導入企業が手を動かす必要がないこと。「効果を出したい」「ページごとにレコメンドの内容を変更したい」といった導入企業の要望にも、シルバーエッグ・テクノロジーが対応するため、導入企業の運用工数・負荷軽減を実現する。

手間をかけず+大きな負荷なくレコメンドを運用、シルバーエッグの専門家がテストと実装を徹底サポート

シルバーエッグ・テクノロジーのレコメンドサービスはAIがレコメンド商品を自動選定するため、基本的には導入企業が手を加える必要はない。つまり大きな運用負荷がかからない。さまざまな業務を抱える担当者にとって、運用負荷が増えることなく売上増、CVRアップにつながる可能性を高めることができるのも大きな魅力だ。

相関モデルのチューニングについても、定期的にシルバーエッグ・テクノロジーの専門コンサルタントがA/Bテストの提案と実装を行い、結果の良かった方に設定を寄せていくようにしている。導入企業側は成果のレポートを見るだけで、自社で特別な設定は必要ない。実際、シップスでも運用工数や人手を増やすことなく、サイトの成長に合わせてレコメンドも成長させられているという。

シップス側の工数は一切変わらずに運用できているので、とても助かっている。成果を維持・向上し続けるためには継続してテストしていくことが重要だと思うが、テストの提案や実装も含めて安心してサポートを受けられている

当然ながら、導入した当初はシルバーエッグ・テクノロジーさんと一緒にチューニングしたりする時間は多少必要だったが、長く続けるほどシップス側の手間が減っていき、なおかつ安定的にレコメンド経由の売り上げが作れるようになった。長くサービスを利用しているのも、投資対効果の高い状態が続いているからだ。(茅野氏)

投資対効果が高い理由を、園田氏は次のように説明する。

シルバーエッグ・テクノロジーのレコメンドエンジンは、AIと人間のコンサルタントの二人三脚で、ビジネスの成長やトレンドの変化に対応しながらレコメンドの品質を向上させていく。結果的にトータルで見ると高い精度、成果、TCO(Total Cost of Ownership)を維持できるシステムとなっている。(園田氏)

レコメンドは「ニーズ予測AI」。他のツールとの組み合わせでマーケティング成果を底上げ

ECサイトのリニューアル以降、パーソナライズ戦略を進めてきたシップス。これまでも、消費者がお気に入り登録をしている店舗でイベントを開催する際にはメルマガを送るなど、レコメンド以外でもMA(マーケティングオートメーション)ツールを活用してパーソナライズを推進してきた。現在はLINE活用にも力を入れており、顧客が「自分だけのための情報が来ている」と感じられる体験作りの一機能として、レコメンドもますます重視していきたいという。

シルバーエッグ・テクノロジーのAIレコメンドサービスは、言い換えれば「ニーズ予測AI」であり、各種ツールやマーケティング施策と組み合わせたりすることで、成果を底上げする横断的なAIシステムだと言える。シップスの今後のレコメンドの活用に、園田氏も大きな期待を寄せている。

「コンテンツマーケティングはどこまでマネタイズの効果があるのかわからない」と感じている企業は多いと思う。スタッフコーディネートやブログを導入したのに、売上につなげることができていないのではという声はよく聞く。そういったコンテンツにレコメンドによる導線を付けることで、個々のコンテンツが生み出すバリューを上げることができると考えている。シップスさんとは今後も一緒に新たな取り組みを展開していきたい。(園田氏)

シップスも「店舗の接客はシップスが持ち続けていたい強みの1つ。接客の強みをECサイトで実現する上で、AIレコメンドは必須。今後もシルバーエッグ・テクノロジーのサービスを継続利用していく」(茅野氏)としている。加えて、「ライクディスカバリー」のような画期的な新機能の追加に期待を寄せており、積極的に導入して挑戦を続けていきたいという。

パートナー企業の開拓とアルゴリズムの進化をめざす

シルバーエッグ・テクノロジーでは今後、大きく2つのポイントでさらなる発展をめざしていく。1つはサポートサービスの拡充。現時点でも効果レビューとABテストを通じた改善提案を提供しているが、AIが収集したデータの分析と活用に対する期待は高い。今後、データアナリストによる高度な分析や、コンバージョンや併売率向上など売上課題に直結する施策の提案ができる体制を確立していく

もう1つはアルゴリズムそのものの進化。昨今はあらゆる分野において、自社データの活用とAIの導入が注目されているが、「ニーズ予測AI」として多様な業種・業界で実績を積んでいるアイジェント・レコメンダーも、より多様な課題解決に寄与できるようになると考えている。たとえば、企業が持つユーザー情報や店舗情報などに、商圏や天候など幅広い情報を組み合わせることによって、より一層高い精度で安定的な成果が出せるレコメンドが実現する可能性は十分にあるという。

すでに海外の音楽ストリーミングサービスなどでは、曲の調子をディープラーニングで分析し、それを行動情報と組み合わせることでレコメンドする事例も出ている。無論、ただ分析すれば成果が出るというものではないが、そういった技術の蓄積は進んでいる。これからECの領域でも一般化していくのではないだろうか。

生成AIにも注目が集まっているが、「生成」はコミュニケーションに向いている技術であり、レコメンドの「予測」とは用途が違うかもしれない。しかし、たとえば生成AIを活用したチャットのコミュニケーションと「予測」を組み合わせたAIエージェントという形で、新しいサービスの開発も将来的には実現できると考える。予測技術の使い道を広げていくことが当社の提供していくべき価値であり、レコメンドのより良い未来につながっていくと捉えている。(園田氏)

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朝比美帆
吉田 浩章

【コスメ購買意欲調査】購入タイミングはZ世代がSNSで話題が54%、インフルエンサーなどの紹介が39%。ミレニアル世代はポイント還元、ストックが切れそうになった時で4割超

1 year 1ヶ月 ago

シナブルが実施した化粧品(コスメ)の購買意欲に関する実態調査によると、購入のタイミングはZ世代の54.9%が「SNSで話題になったとき」、39.9%が「インフルエンサーが紹介していたとき」だったのに対して、ミレニアル世代の4割以上が「ポイント還元やクーポンの使用可能時」「ストックが切れそうなとき」だった。

調査期間は2025年3月7日~10日で、調査人数は1024人。対象は「月に1回以上ECサイトでコスメを購入する」と回答したモニター。

ECサイトでコスメを購入するタイミングについて聞いたところ、Z世代の女性で最も多かったのは「SNSで話題になったとき」で54.9%。続いて「インフルエンサーやYouTuberが紹介していたとき」が39.9%、「セールが開催されたとき」で38.7%だった。

一方、ミレニアル世代の女性は「ポイント還元やクーポンが使えるとき」が最多で41.2%、続いて「ストックが切れそうになったとき」が40.2%、「セールが開催されたとき」で39.4%。世代によって購買動機に違いが見られた。

ECサイトでコスメを購入するタイミング(世代別、複数回答)
ECサイトでコスメを購入するタイミング(世代別、複数回答)

上述のタイミングでコスメをECサイトで購入する理由を聞いたところ、両世代の回答を合わせて「手軽に購入できるから」が最も多い58.9%、続いて「価格やキャンペーンのメリットが大きいから」が37.7%、「深夜でも購入できるから」が24.9%だった。

ECサイトで購入するコスメの価格帯は、「1000円~3000円未満」の回答が最も多く35.3%、「3000円~5000円未満」が34.7%、「5000円〜8000円未満」は15.2%だった。

ECサイトでコスメを購入する理由は、両世代で最も多かったのは「店舗に行かなくても手軽に購入できるから」で60.3%、続いて「セールやクーポンなどでお得に買えるから」が41.4%、「ポイントがたまりやすいから」が33.5%。

ECサイトでコスメを購入する際、最も重視するポイントは、「口コミやレビュー評価」が最多で38.7%、続いて「価格」が30.9%、「成分」が13.7%だった。

ECサイトで購入する理由(複数回答可:左)、ECサイトで購入するコスメの価格帯(右)
ECサイトで購入する理由(複数回答可:左)、ECサイトで購入するコスメの価格帯(右)

SNSがどれくらいコスメの購買意欲に影響しているかについて、Z世代は「とても影響している」が37.0%、「やや影響している」が48.9%だったのに対し、ミレニアル世代の女性は「とても影響している」が25.2%、「やや影響している」が54.1%だった。

SNSのコスメの購買意欲への影響
SNSのコスメの購買意欲への影響

具体的にどのSNSがコスメの購買意欲に影響しているかについて聞いたところ、どちらの世代も「Instagram」が最多。Z世代の女性は「Instagram」が70.6%、「TikTok」が52.7%、「YouTube」が50.5%。ミレニアル世代の女性は「Instagram」が73.8%、「YouTube」が47.3%、「X」が36.8%となった。

コスメの購買意欲に影響しているSNS(上位3つまで選択)
コスメの購買意欲に影響しているSNS(上位3つまで選択)

コスメの購買意欲にSNSが「とても影響している」または「やや影響している」と回答した対象者に、SNSのどのような情報が購買意欲を高めるのかを聞いたところ、Z世代で最も多かったのは「インフルエンサーや有名人のレビュー」で61.7%、続いて「一般ユーザーの口コミ」が59.9%、「ビフォーアフターの写真や動画」が33.4%だった。

一方、ミレニアル世代の女性は、「一般ユーザーの口コミ」が最多で65.8%、「インフルエンサーや有名人のレビュー」が52.5%、「ビフォーアフターの写真や動画」が33.3%という結果だった。

SNSのどのような情報がコスメの購買意欲を高めるのか(複数回答可)
SNSのどのような情報がコスメの購買意欲を高めるのか(複数回答可)

ECサイトでどのようなコスメを購入しているか聞いたところ、Z世代の女性は「化粧水」が51.8%、「リップ」が49.1%、「アイシャドウ」が45.9%だった。ミレニアル世代の女性は「化粧水」が68.7%、「美容液」が53.9%、「ファンデーション」が49.7%。世代間で購入アイテムの傾向に差があることがわかった。

ECサイトでどのようなコスメを購入しているか(複数回答可)
ECサイトでどのようなコスメを購入しているか(複数回答可)

コスメの価格帯が高くなると購買意欲はどのように変化するかを聞いたところ、「高価格でも品質がよければ購入する」(18.1%)または「高価格だと慎重に検討するが購入することもある」(47.6%)と回答した人が全体の約6.5割を占めた。

調査概要

  • 調査期間:2025年3月7日~10日
  • 調査方法:インターネット調査
  • 調査人数:1024人
  • 調査対象:調査回答時に月に1回以上ECサイトでコスメを購入すると回答したZ世代の女性とミレニアル世代の女性モニター
  • 調査元:シナブル
  • モニター提供元:PRIZMAリサーチ
大嶋 喜子

EC担当者506人に聞いた「楽天市場」攻略のコツ。商品説明での構成で重視するのは「価格との比較」「商品の特長」が47%

1 year 1ヶ月 ago

リサーチサービスなどを提供するPRIZMAが実施した「楽天市場における商品ページ作成に関する調査」によると、商品説明での構成で重視するのは「価格との比較」「商品の特長」が47%で最多だった。

「楽天市場」における商品ページの作成について、商品タイトルや説明文、画像、レビュー、価格設定などの要素をどのように最適化し、売り上げにつなげているのかをEC担当者506人に聞き、調査・分析した。

商品ページで最も重視するのは「商品画像」

「商品ページ作成時に最も重視している要素はどれですか?」と質問したところ、「商品画像」が54.6%でトップ。次いで「商品説明文」(52.4%)「商品タイトル」(50.0%)」「レビュー(27.9%)」と続いた。

視覚的な要素である商品画像と、商品の特長をわかりやすく伝える説明文が、購入を促進する上で重要であると考えられていることが確認できた。商品タイトルについても、消費者が検索した際に一目で商品の特長を理解できるように工夫をこらす運営担当者が多い傾向にあるようだ。

PRIZMAが実施した 「楽天市場における商品ページ作成に関する調査」
商品ページ作成で重要視するのは「商品画像」「商品説明文」「商品タイトル」が半数超

タイトル作成のポイントは「魅力的なキャッチコピー」

商品タイトルを作成する際に最も重視しているポイントは、「魅力的なキャッチコピー」が50.2%で最多だった。そのほか、「特徴やメリットの明確化」(48.8%)「検索キーワードの最適化」(44.1%)「文字数制限の遵守」(26.1%)となった。

EC担当者は、消費者の関心を引くためには強いインパクトを与える表現や商品の特徴を簡潔に伝えることが重要と考えている。適切なキーワードを組み込みながら、限られたスペース内で情報を効率的に伝えることも意識していることがわかった。

PRIZMAが実施した 「楽天市場における商品ページ作成に関する調査」
商品タイトルには「魅力的なキャッチコピー」を重視

商品説明文は「価格との比較」「商品の特徴」「使用方法」を重要視

商品説明文作成で重要視している要素は、「価格との比較」(47.6%)「商品の特徴(47.0%」)「使用方法」(41.5%)「SEO対策」(25.3%)となった。

商品説明文では単に商品を紹介するだけでなく、価格面でのメリットを強調することが重要視されている。PRIZMAでは「価格を比較することで、その商品が他の商品とどう違うのか、どれだけ得かを消費者に伝わりやすくなる。商品の特徴をしっかり伝え、使用方法を具体的に示すことにより、実際の利用シーンをイメージしやすくなり、購買意欲を高める効果が期待できる」とした。

PRIZMAが実施した 「楽天市場における商品ページ作成に関する調査」
商品説明文の構成では「価格との比較」を重視

商品画像の工夫は「複数角度の画像を入れる」

「商品画像作成時に最も重視しているポイント」についても聞いた。「複数角度の画像を入れて、枚数を増やす」(52.0%)がトップ。次いで「使用シーンの提案」(48.8%)「ブランドイメージに合わせたデザイン」(35.6%)「高解像度」(33.4%)と続いた。

商品の詳細がわかる多角度の画像を掲載することが重要視されている。また使用シーンを提案することにより、消費者は自分の生活にどのように取り入れられるかを想像しやすくなり、より具体的な購入意欲を引き出すことができると考える担当者が多いようだ。

PRIZMAが実施した 「楽天市場における商品ページ作成に関する調査」
商品画像は複数の角度の画像を入れて枚数を増やすなど工夫

レビューは「SNSや他のマーケに活用」

レビュー・評価の活用については、「レビューをSNSや他のマーケティング活動に活用」の回答が42.1%と最も多く、「ポジティブなレビューを強調」(40.5%)「レビュー返信による信頼性向上」(40.3%)「レビュー投稿キャンペーンやインセンティブを提供」(32.8%)と続いた。

レビューは単なる評価の一部として捉えられているだけでなく、マーケティング活動における重要なツールとして積極的に活用されていることがわかった。PRIZMAは「レビューをSNSやキャンペーンに取り入れることで、消費者の信頼を得るとともに商品やブランドの認知度を高める効果が期待されていることが伺える」としている。
PRIZMAが実施した 「楽天市場における商品ページ作成に関する調査」
レビューはSNSや他のマーケ活動に活用

レイアウト・デザインでは「視覚的な魅力」を重要視

商品ページのレイアウトやデザインにおいて最も重要視していることも調査。回答は「視覚的な魅力」が43.7%とトップで、次いで「ユーザー視点での使いやすさ」(39.3%)「ブランドの一貫性」(39.3%)「モバイル対応」(28.5%)が続いた。

商品ページのデザインにおいては、ブランドのイメージをしっかりと表現しつつ、消費者にとって使いやすいページを作ることが重視されている。モバイル対応の重要性も増しており、今後のデザインにおいてはこれらの要素をバランスよく取り入れることが求められる。

PRIZMAが実施した 「楽天市場における商品ページ作成に関する調査」
デザイン面では「視覚的な魅力」に注力

SEOは「メタデータやタグ活用」が最多

商品ページのSEO対策についても聞いた。「商品ページのSEO対策において実施している施策は何ですか?」と質問したところ、「メタデータやタグの活用」が45.1%で最多。「内部リンクの設置」(42.9%)「キーワードの最適化」(39.7%)「外部リンクの活用」(32.0%)と続いた。

SEO対策においては、メタデータやタグの適切な活用が特に重視されている。また、内部リンクや外部リンクの活用、キーワードの最適化も重要な施策としてああがった。運営担当者はこれらをうまく組み合わせることで、商品ページが検索エンジンでより多くのユーザーに見つけられる工夫をしている。

PRIZMAが実施した 「楽天市場における商品ページ作成に関する調査」
SEOはメタデータやタグの活用、内部リンク設置などの施策を実施

PRIZMAでは「楽天スーパーセールを成功させるためには、商品ページの最適化が重要。調査結果によると、魅力的な商品画像や説明文、商品タイトルの作成が購入を促進する上で重視されており、SEO対策も欠かせない。レビューや評価を活用することで消費者の信頼を得ることができ、視覚的なデザインや使いやすさも売上に影響を与える。セールに向けた商品ページの改善施策は、セール時の特別な取り組みと継続的な最適化が求められる」とまとめている。

調査概要

  • 調査テーマ:楽天市場における商品ページ作成に関する調査
  • 調査期間:2025年3月13日(木)~14日(金)
  • 調査方法:PRIZMAによるインターネット調査
  • 調査人数:506人
  • 調査対象:楽天ECサイトを利用している企業の運営担当者
  • モニター提供元:PRIZMAリサーチ
鳥栖 剛

「楽天市場」での韓国関連商品、6年で流通額が4.5倍に拡大、コスメは9.4倍に伸長

1 year 1ヶ月 ago

楽天グループの楽天コマース&マーケティングコリアは3月28日、「楽天市場」における韓国関連商品の流通額が2018年から2024年の6年で約4.5倍に拡大、韓国コスメは約9.4倍と伸長していると明らかにした。

O2O施策やセールなど強化し流通額が拡大

楽天コマース&マーケティングコリアは2023年6月、韓国のソウルにオフィスを構え、韓国の事業者に向けた「楽天市場」への出店や店舗運営、マーケティング施策などの支援を開始した。「楽天市場」の戦略を発表する機会を年に1回設けるなど、現地を拠点に韓国の事業者が日本のマーケットで活躍する機会の創出に取り組んでいる。

また「楽天市場」はこれまで、取り扱う韓国商品をリアルで展示・販売するO2O施策の展開、韓国コスメ特集ページの開設、人気の韓国コスメ公式ショップでのセール「韓コス祭り」に加え、食品やファッションのセール「韓国フェスタ」を定期的に実施してきた。

国発の商品における魅力やトレンドを発信し、日本での認知拡大に注力。その結果、韓国関連商品の流通額は2018年から2024年の6年で約4.5倍に拡大し、特に韓国コスメは約9.4倍と大きく伸長した。

2回目となる韓国事業者のアワードも実施

3月28日には「楽天市場」において韓国の事業者が運営する出店店舗を対象に年間のベストショップを表彰する「Rakuten Ichiba Korea Best Shop Award 2024」を発表。韓国に拠点を置く事業者が運営する「楽天市場」の出店店舗を対象に、店舗レビューや売り上げ、売上伸長率などを総合的に評価し特に優秀な店舗を選出した。今回で2回目。

第1回に続き上位3店舗を対象とした総合賞に加え、新人賞の「Rookie Award」やライブコマースの取り組みを表彰する「Live Commerce Award」など計8つの賞、新設の「Excellence Honor Award」でアワードを構成している。。

総合1位は「ANUA Official 楽天市場店」

総合1位は韓国発のスキンケアブランド「ANUA Official 楽天市場店」。「Rakuten Super DEAL Award」とのダブル受賞となった。新設の「Excellence Honor Award」は、「楽天市場」の年間ベストショップを表彰する「楽天ショップ・オブ・ザ・イヤー 2024」でも「コスメ・香水ジャンル大賞」を2年連続で受賞した「VT Cosmetics楽天市場店」が受賞した。

「Rakuten Ichiba Korea Best Shop Award 2024」受賞店舗

  • 総合1位:ANUA Official 楽天市場店
  • 総合2位:COSRX楽天市場店
  • 総合3位:dalba楽天市場店
  • Rookie Award:KOPHER
  • Rakuten Super DEAL Award:ANUA Official 楽天市場店
  • Customer Satisfaction Award:AROMATICA楽天市場店
  • Rakuten ROOM Award:KOPHER
  • Live Commerce Award:medicube公式楽天市場店
  • Excellence Honor Award:VTcosmetics楽天市場店
鳥栖 剛

アスクルがWeb企画「いい明日がくる展2025春」を「ASKUKL」「ソロエルアリーナ」「LOHACO」で実施

1 year 1ヶ月 ago

アスクルは、BtoB通販サービス「ASKUL(アスクル)」「ソロエルアリーナ」、BtoC通販サービス「LOHACO(ロハコ)」において、Web企画「いい明日(あす)がくる展2025春」を4月28日(月)18時00分まで実施している。

メーカーとアスクルのコラボ商品などを販売

「いい明日(あす)がくる展2025春」は、2024年11月に実施したリアルイベント「いい明日(あす)がくる展」のコンセプトを引き継いだWeb企画。

「仕事場とくらし両面の課題を解決し、使用するだけで『いい明日』につながる」商品として、メーカーとアスクルのコラボ商品、「ASKUL」「LOHACO」各限定商品を含むメーカー25社の45品、アスクルオリジナル商品22品の合計67商品を販売する。

いい明日(あす)がくる展2025春 ASKUL LOHACO メーカーとのコラボ商品の一例
メーカーとのコラボ商品の一例(画像は「ASKUL」のサイトからキャプチャ)

物流業界の人手不足解消、再配達削減の工夫として「置き配」を推奨するキャンペーンを実施する。配達方法で「置き配」を選択して注文すると、1回の注文につき「PayPayポイント」3ポイントを付与する。期間は4月28日(月)23時59分まで。

「LOHACO」公式Xではプレゼントキャンペーンを実施。「LOHACO」公式Xをフォローし、特定のキャンペーン投稿をリポストしたユーザーのなかから抽選で5人に、「ビオレu泡ハンドソープ」「【LOHACO・アスクル限定】 オリジナルティッシュ」などの商品をセットにしてプレゼントする。期間は4月1日(火)12時00分~4月11日(金)23時59分まで。

いい明日(あす)がくる展2025春 「LOHACO」公式Xのキャンペーン商品について
「LOHACO」公式Xのキャンペーン商品について
藤田遥

Similarwebの消費者行動を可視化する「リテール業界向けパッケージ」とは?マーケティング・商品戦略の最適化を支援

1 year 1ヶ月 ago

SimilarWebは3月27日、オンライン上の消費者行動を精緻に可視化し、競合分析やターゲット理解を通じてリテール企業のマーケティング・商品戦略の最適化を支援する「リテール業界向けパッケージ」のリリースを発表した。

​消費者の購買行動はSNS・生成AI・レビューサイト・メーカー直販サイトなど多様化。デジタルシフトが進むリテール業界は、オンラインとオフラインを融合する「OMO(Online Merges with Offline)」戦略が不可欠となっている。

こうした環境下に対応が求められている一方で、小売業界では次のような課題に直面している企業が少なくない。

  • オンライン上の競合との「見えない競争」の可視化
    • EC専業企業・価格比較サイト・D2Cブランドの台頭により、自社がどこで比較され、なぜ選ばれていないのかの把握が難しい
  • 非線形な消費者行動
    • 店舗・公式EC・SNS・生成AI・アプリを横断する複雑な購買プロセスにより、マーケティング施策の効果測定が難航
  • データ不足と属人的な意思決定
    • ファーストパーティデータに偏った分析では、競争環境や市場トレンドに基づいた戦略立案が困難

Similarwebは、こうした小売事業者の課題を解決するため、「リテール業界向けパッケージ」を通じて次の機能を提供する。

  • ターゲット顧客の可視化
    • 検索履歴・訪問サイト・購買傾向を分析し、セグメントごとの関心領域を明確化
    • ユーザーのSNS・メディア利用傾向を分析し、最適な広告配信・コンテンツ戦略を策定
  • カスタマージャーニーの解析
    • オンライン・オフラインの行動データを統合し、購買プロセス全体を追跡
    • ブランド検索前後の行動変化を分析し、リターゲティング施策の効果を定量評価
  • デジタル競合の比較分析
    • 類似カテゴリ内の競合企業が獲得しているユーザー属性を可視化
    • 競合のメディア出稿やSNS活用の差異を分析し、自社戦略の高度化を支援
Similarwebの消費者行動を可視化する「リテール業界向けパッケージ」とは?マーケティング・商品戦略の最適化を支援
「リテール業界向けパッケージ」の提供機能と活用イメージ

Similarwebは、Google Analyticsなどの自社データやアンケート・目視調査に依存しないため、より客観性と再現性の高い意思決定ができるようになると説明。さらに、SaaS型ツールとして柔軟に導入できるだけでなく、法人向けプランではカスタマーサクセスチームによる伴走支援を提供するとしている。

「リテール業界向けパッケージ」の導入メリットについて、次のような点をあげている。

  • 購買・メディア行動に基づいたペルソナ設計で、ターゲティング精度を向上
  • 施策ごとの因果関係をデータで可視化し、無駄な投資を削減
  • 競合に勝つためのコンテンツ・広告戦略の構築が可能
  • SNSや生成AI、レビューサイト、価格比較サイトの影響度を数値化し、次の一手に繋げられる
  • 店舗とECの相互送客・クロスチャネル戦略の最適化

競争環境の激化、Z世代への対応、資本競争、新たなECプレイヤーの台頭が続くリテール業界。その中で「今、誰が、どこで、何を比較しているのか」を的確に把握することが、持続的成長を左右する要因になるという。Similarwebは、国内外の成功企業での導入実績をもとに、リテール業界のデジタルシフトを支援する。

宮本和弥

ファンケルが店舗スタッフ用の「接客アプリ」を全店に導入、購入履歴や過去の接客情報などをスマホで確認

1 year 1ヶ月 ago

ファンケルは4月1日から、店舗スタッフ向けに接客をサポートするアプリを全152店舗に導入する。顧客の製品購入履歴や過去の接客情報などをスタッフが手元のスマートフォンで閲覧できるようにする。店頭スタッフの接客の質向上につなげる。

ファンケルではこれまで、店舗での接客時に必要となる情報がPOSレジ・タブレット端末・店舗PCと店舗内のさまざまなツールに点在。必要な情報を参照するのに時間がかかっていたという。

この課題解決に向けて、ファンケルショップ約1000人の全スタッフへヒアリングを実施。顧客とのコミュニケーションに必要な機能を搭載したスマートフォンアプリを開発した。

アプリでは、直営通販・店舗での購入実績、カウンセリング履歴など計14コンテンツを用意。顧客とのコミュニケーションに必要な情報をすぐに確認できるため、これまでよりも深い接客が可能になるとしている。

製品の在庫確認機能も搭載。自店だけでなく、他店の在庫も確認できるようにした。顧客からの問い合わせに迅速に対応できるだけではなく、スタッフの在庫確認時間の削減にもつなげる。

鳥栖 剛

2025年の春夏気温は平年より高い予想、夏物商品は春からニーズ増と予測/ナイキの低迷は過度なDtoC推進が原因?【ネッ担アクセスランキング】 | 週間人気記事ランキング

1 year 1ヶ月 ago
2025年3月21日~2025年3月27日にアクセス数の多かった記事のランキングを発表! 見逃している人気記事はありませんか?
  1. 2025年の春夏気温は平年より高い予想、夏物商品は春からニーズ増と予測【ウェザーニューズ調査】

    コールド商品や日焼け対策グッズなどの春夏商品の需要は春の早い段階から高まりそうだと見ている。夏は太平洋高気圧とチベット高気圧がともに強まることで、平年より暑くなる予測。

    2025/3/21
  2. ナイキの低迷は過度なDtoC推進が原因? 経営立て直しのNIKE、EC売上が好調なファナティクスで明暗が分かれている理由とは

    米国のスポーツアパレルEC市場では、NIKEの競合であるFanaticsが著しく成長しています。米国EC専門誌は、FanaticsのEC売上高が2025年にNIKEを追い抜く可能性があると示唆しています

    2025/3/21
  3. メルカリが台湾向け越境取引で「国際メルカリ便」を開始、佐川急便との業務提携で実現

    「国際メルカリ便」の提供で、より多くの商品カテゴリーで従来よりお得な国際配送料で利用できるようになるという。

    2025/3/24
  4. 通販の夢グループ、消費者庁から課徴金納付命令。マスク販売の広告で価格販売や販売期間の表示で有利誤認

    夢グループは2020年6月にマスクについて販売期間を限定する表示などに違反を認められ埼玉県から景表法の措置命令を受けていた。課徴金は6589万円。

    2025/3/27
     
  5. ヨドバシカメラの体験型リテールメディアストア「Yodobloom」の第2号店は日本酒店。マルチメディア梅田に4月オープン

    ヨドバシカメラが仕掛ける“SNSと商品体験を融合した新しいリテールメディアストア”「Yodobloom」の第2号店として日本酒専門店がマルチメディア梅田に登場。100種類以上の日本酒を、日本酒のプロのガイドのもと試飲できる。

    2025/3/21
     
  6. 消費者が選ぶ強いブランドランキング1位は「YouTube」、2位は「Google」、3位は「ローソン」、4位は「無印良品」、5位は「ユニクロ」

    「ブランド・ジャパン」は国内で使用されているブランドを一般生活者とビジネス・パーソンが評価する日本最大規模のブランド価値評価調査プロジェクトで、今回調査が25回目

    2025/3/26
     
  7. 楽天、ふるさと納税へのポイント付与禁止への反対署名約300万件を石破首相に提出

    楽天グループは、ふるさと納税へのポイント付与を禁止する総務省告示に対する反対署名活動により集めた295万2819件の署名を石破茂内閣総理大臣に提出した。

    2025/3/21
     
  8. 銀座の街並みを再現したバーチャル空間「AMIZA CITY GINZA」とは? ショッピングや動画コンテンツの視聴も可能

    NSCホールディングスや東京通信の子会社が出資するメタバース開発企業のアミザが東京・銀座の街並みをバーチャル空間上に再現した「AMIZA CITY GINZA」のβ版を公開。長野トヨタ自動車やECを実施する事業者も参加しており、メタバースからのEC購入もできる。

    2025/3/26
     
  9. EC利用で最も注目するのは「値段」で6割。信頼性は約12%、口コミ・レビューは11.4%、送料・配送スピードは6.2%

    EC利用で消費者がもっとも注目するのは「値段」だが、これに続いて「信頼性」を重視する人が多いことがわかった。その理由として、個人情報が盗まれたり、偽物が届いたりするのを心配する声があがっている

    2025/3/25
     
  10. 【主要通販・EC企業の2025年新卒採用】「売り手市場」で競争激化。主力20社のうち8社が採用数アップ

    学生優位の「売り手市場」が続くなか、オンライン選考を通じた全国からの採用や、複数のチャネルによる学生との接触で、各社は自社の応募者獲得に力を入れている

    2025/3/26
     

    ※期間内のPV数によるランキングです。一部のまとめ記事や殿堂入り記事はランキング集計から除外されています。

    藤田遥

    メガネの「JINS」、正社員の基本給を3年連続ベースアップ。新卒社員は初任給30万円に引き上げ

    1 year 1ヶ月 ago

    ジンズホールディングスは9月から、店舗の正社員を対象に3年連続基本給のベースアップを実施する。また、2026年4月入社の新卒社員を「グローバル社員」と位置付け、初任給を2025年8月期比で3万5000円増となる月額支給額30万円~に改定する。

    ジンズによると、改定後の新卒初任給はアイウエア業界でトップ、小売業界でも高い水準になるという。なお、店舗の正社員は準社員・パートを除く「エリアディレクター」「ストアディレクター」「クリエーター(一般社員)」「トレーナー」。なお、改定額は高卒新卒社員は除くが、高卒新卒初任給も26万円と現在よりも引き上げる。

    2026年度以降の高卒以外の新卒社員は原則グローバル社員として採用。海外の店舗運営にも携わってもらい、世界で活躍できる人材を育成していく。

    それに先立ち、2025年9月(10月支給分)分から店舗正社員の月額基本給を1万5000円増、グローバル社員を選択した場合の手当を2万円増とし、月額支給額30万円〜に改定する。2026年4月入社新卒グローバル社員の初任給も同様とする。

    また、留学生などの入社機会を拡充するため2026年から新卒社員の入社日に10月1日を追加する。

    日本国内で地域を限定して活躍したい社員については、勤務地域を選択できる仕組みも設ける。グローバル社員としてのキャリアを経験した後、「リージョナル社員」(勤務地域を選択する正社員)に転向できるようにする。リージョナル社員についても、月額基本給は9月から1万5000円増とし、店舗正社員の待遇改善を進める。

    JINSでは世界中で顧客体験を向上させるため、グローバル人材の採用と育成を強化している。現在運営している国内509店、中国161店、米国5店、台湾74店、香港9店、フィリピン8店に加え、ベトナムへの進出も決定している。既存7地域での出店、新規国への展開を通じグローバルでの事業を拡大していく考え。

    世界に通用する競争力を高めるためには、顧客体験の要である店舗において、さらに質の高いサービスへ向上し続けることが重要とし、グローバル志向の高い人材の採用やキャリア形成が必要だと考えベースアップなどを実施する。

    鳥栖 剛

    京王百貨店が「京王ネットショッピング」の配送料金を改定、一般常温+クール便は全国一律に(沖縄除く)

    1 year 1ヶ月 ago

    京王百貨店は4月1日から、ECサイト「京王ネットショッピング」の配送料金を改定する。一般常温便は税込550円、クール便は税込990円とそれぞれ沖縄を除く全国一律料金に改定。多くの地域で実質値下げとなる。

    一般常温便

    沖縄を除く全国で「EC特別料金」として税別550円均一とする。一律料金の対象は、幅+奥行き+高さ=1.6メートルまで、重さ25kgまでの荷物。改定前は、たとええば北海道向けは1265円のため大幅値下げとなる。東京・埼玉・千葉・神奈川・山梨は特別配達地域としてこれまでも550円としていたため、送料は据え置きとなる。

    そのほかの地域では800円台〜だったため、改定後は値下げに。一方、沖縄はこれまで1485円だった送料が1980円に値上げとなる。

    クール便

    沖縄を除く全国で「EC特別料金」として税別990円均一とする。一律料金の対象は、幅+奥行き+高さ=1.2メートルまで、重さ15kgまでの荷物。改定前は、たとえば北海道向け1540円のため大幅値下げに。関東・中部・東北の一部地域ではこれまでも税込990円としていたため送料は据え置き。

    そのほかの地域は1200円台〜としていたため値下げ。一方、沖縄はこれまで1980円だった送料が2420円に値上げとなる。

    京王百貨店「配送事業者には適正な運賃をお支払い」

    そのほか香典返しなど返礼品などの送料は据え置きとなる。カタログギフトや花類など別途設定送料がある商品、送料込み商品は上記の改訂から除外。加えて、店頭注文の際の配送料金も異なる場合があるとしている。

    京王百貨店では「配送事業者に対して、契約に基づいた適正な運賃をお支払いしている」と説明している。

    鳥栖 剛

    オンライン決済サービス市場は2028年度に約63兆円規模へ。2024年度は37.5兆円の見込み

    1 year 1ヶ月 ago

    矢野経済研究所が3月27日に公表した国内のオンライン決済サービス市場に関する調査によると、2028年度のオンライン決済サービス国内市場は約63兆円規模まで成長すると予測している。

    矢野経済研究所 オンライン決済サービス市場は2028年度に約63兆円規模へ。2024年度は37.5兆円の見込み オンライン決済サービス国内市場
    オンライン決済サービス国内市場は拡大を続け2028年度には約63兆円規模へ

    2023年度は前年度比14.5%増の約32兆円に

    2023年度のオンライン決済サービス国内市場は前年度比14.5%増の32兆2517億円と推計。BtoCのEC市場拡大に加え、対面決済領域、BtoB決済領域などへの対象拡大などを要因に市場拡大が続くとし、2024年度は前年比16%増の37兆4944億円になると予想した。

    調査におけるオンライン決済サービスは、主にクレジットカードやコード決済などの決済サービス提供事業者、決済代行サービス提供事業者。

    多様な決済手段に対応することでより広い層の消費者を取り込もうとする加盟店に対し、オンライン決済サービスプロバイダーは決済サービスの導入・利用促進を図っている。対象はサービス領域やデジタルコンテンツ領域へと拡大。リアル店舗や無人精算機などの対面決済領域、掛け払いといったBtoB決済領域のサービス提供に注力する決済代行業者も増えた。

    オンライン決済サービス市場の展望について、BtoCのEC領域におけるサービス分野やデジタルコンテンツ分野へのサービス拡大、対面決済領域やBtoB決済領域においてもサービス提供がさらに進むと予測。2028年度のオンライン決済サービス国内市場は約63兆円規模まで成長すると予想した。

    後払い決済は前年度比21.5%増の成長に

    注目トピックとしては後払い決済サービスの拡大を取り上げた。後払い決済サービス(BNPL:Buy Now, Pay Later)市場は成長を継続し、2023年度の後払い決済サービス国内市場は前年度比21.5%増の1兆5317億円まで拡大したと推計した。

    矢野経済研究所 オンライン決済サービス市場は2028年度に約63兆円規模へ。2024年度は37.5兆円の見込み オンライン決済サービス国内市場
    2028年度の後払い決済サービス国内市場は約2兆8000億円規模まで拡大へ

    後払い決済サービス事業者では、分割払いサービスなど利便性や決済単価の向上を図る取り組み、サービス系ECや対面決済など利用シーンを拡充する動きがある。こうしたことから​今後も市場は成長を続けると予想。2028年度の後払い決済サービス国内市場は約2兆8000億円規模まで拡大すると予測した。

    調査概要

    • 調査期間: 2024年12月~2025年2月
    • 調査対象: オンライン決済サービスプロバイダーおよび関連事業者
    • 調査方法: 矢野経済研究所の専門研究員による直接面談(オンライン含む)、ならびに文献調査併用
    鳥栖 剛

    買い物で「多少高額でも高品質」派は約3人に1人。 コスパ・サステナ意識の高まりが「一生もの」志向を後押し

    1 year 1ヶ月 ago

    ニューウェルブランズ・ジャパンが実施した「一生ものと高級筆記具」に関する調査結果によると、約7割が「一生もの」の購入に価値を見出しており、約3人に1人が「多少高額でも、高品質で長く愛用できるものを購入する」と考えている。

    調査対象は全国の20歳〜60歳代の一般の男女1110人で、調査期間は2025年2月10日〜12日。

    安い商品を頻繁に買い替えるよりも、高価格・高品質な「一生もの」を購入することにメリットを感じるかを聞いたところ、69.2%が「はい」と回答。約7割が「一生もの」の購入に価値を見出していることがわかった。

    加えて、文具、雑貨、衣類などの日常使い品を購入する際の理想について、「多少高額でも、高品質で長く愛用できるものを購入する」は約3人に1人(35.3%)だった。

    高価格・高品質な「一生もの」を購入することにメリットを感じるか(左)、「多少高額でも、高品質で長く愛用できるものを購入する」は約3人に1人(右)
    高価格・高品質な「一生もの」を購入することにメリットを感じるか(左)、「多少高額でも、高品質で長く愛用できるものを購入する」は約3人に1人(右)

    高価格・高品質な「一生もの」のアイテムについて、「ひとつのものを大切に使い続ける考え方はサスティナブルで時代に合っていると思うか」と聞いたところ、「そう思う」「どちらかと言うとそう思う」を合わせると83.6%となった。

    「大切に使い続けることで、結局得をすると思うか」は「そう思う」「どちらかと言うとそう思う」を合わせると82.8%だった。

    「メンテナンスをしながら長く使い続けることが、かっこいいと思うか」は、「そう思う」「どちらかと言うとそう思う」を合わせると66.6%だった。

    「使うこと自体がステイタスになると思う」は、「そう思う」「どちらかと言うとそう思う」合わせて60.5%だった。

    高価格・高品質な「一生もの」のアイテムに対する考え方
    高価格・高品質な「一生もの」のアイテムに対する考え方

    日常的に使うもので「一生もの」を購入した経験の有無について聞いたところ、41.7%が「はい」と回答。「いいえ」は59.3%だった。

    「はい」と回答した人に購入のきっかけを聞いたところ、「誕生日や結婚記念日などの記念日」「頑張った自分へのご褒美」は同率で最も多く、それぞれ24.4%だった。

    「一生もの」の購入経験(左)、購入のきっかけ(右)
    「一生もの」の購入経験(左)、購入のきっかけ(右)

    「一生もの」の購入経験について「いいえ」と回答した人に、今後購入したいと思うかを聞いたところ、49.6%が「はい」と回答。約半数が今後の購入を検討していることがわかった。

    買ってみたいと思う理由で最も多いのは「長期的に考えるとコスト面で得だから」で60.4%。続いて「お気に入りを使い続けることで、気持ちが高まるから」が41.7%、「ものを大切にする意識が生まれるから」が41.1%となった。

    「一生もの」を買ってみたいと思う理由
    「一生もの」を買ってみたいと思う理由

    日常的に使うもので「一生もの」を購入したことがある463人に対して、どのような商品を購入したかを聞くと、「時計」が87人で最多。続いて「バッグ」が43人、「筆記具」が28人、「指輪」「財布」が同数で19人だった。

    購入した「一生もの」。時計、バッグ、筆記具の順に多い結果となった
    購入した「一生もの」。時計、バッグ、筆記具の順に多い結果となった

    長く使い続けることができる高級なボールペンや万年筆について、ギフトに最適かを年代別に聞いたところ、「はい」は40〜60代で35.3%、20〜30代は45.1%で、年代が高い方がギフトに最適だと考える人が多いことがわかった。

    長く使い続けることができる高級なボールペンや万年筆がギフトに最適だと思うか
    長く使い続けることができる高級なボールペンや万年筆がギフトに最適だと思うか

    調査概要

    • 調査方法:インターネット調査
    • 調査エリア:全国
    • 調査対象:20歳~60歳代の一般の男女(無造作抽出)1110人
    • 調査期間:2025年2月10日~12日
    大嶋 喜子
    確認済み
    14 分 2 秒 ago
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