Web担当者のためのFirefox活用テクニックTips フリーズやクラッシュを軽減させる方法 | ネットPR.JP

ネットPR.JP - 2013年7月4日(木) 16:13
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Web担当者はもちろん、広報・マーケティング担当者にとってもWebは必須ですよね。

メインのブラウザとしてGoogle Chromeを使用している人もいれば、Firefoxを愛用している人もいることと思います。
私はFirefoxを愛してやまないWeb制作者の中の1人です。今回はコーディング作業中に私が使用している、ちょっとしたテクニックや設定を3つご紹介いたします。

Firefox愛用者の方は、ぜひ参考にしてみてください。

フリーズやクラッシュを防ぐ!

Web担当者たるもの、常にブラウザを立ち上げてお仕事をしているはず!
制作者の私にとって最大の悩みは、頻繁にフリーズ、またはクラッシュすることです。

主な原因は、やはり「Firefox内部のDB(データベース)がどんどん肥大するため」というものではないでしょうか。(もちろん他にも原因があるとは思いますが・・・)
特にブラウザを再起動せずに使い続けるとどんどんDBにゴミがたまっていきます。私の場合、多数のタブを開きっぱなしで複数の案件を処理しているので1日1回は確実、多い時だと1日に3回以上フリーズし、泣く泣く強制終了させてました。

本稿執筆時(2013年7月時点)においては、残念ながらフリーズやクラッシュを完全に防ぐ方法は見つかってませんが、下記の設定を行うことにより丸1日立ち上げっぱなしでも全く問題なくなるほど軽減することができましたのでご紹介いたします。

なお、本記事ではなるべくFirefox以外のソフトウェアを使わない方法を採用しております。また動作保障対象外の設定を紹介しておりますので、自己責任にて行っていただきます様、よろしくお願いいたします。

1.閲覧履歴数の上限を設定する

FirefoxのDBにたまるごみの中で、一番容量をとるのが閲覧履歴です。
Firefox3では日数で記録制限されていた閲覧履歴ですが、それ以降のバージョンでは閲覧ページ数で制限されているようです。
閲覧履歴数は「places.history.expiration.transient_current_max_pages」という項目で確認できます。ここの数値は各PCのスペックによって自動的に設定されるようです。
確認方法は以下の通りです。

  1. ロケーションバー→「about:config」を入力
  2. 「細心の注意を払って使用する」をクリック
  3. 「検索」の入力欄に「places.history.expiration.transient_current_max_pages」と入力
  4. 下の画面にフィルタリングされて表示されるので、項目名と数値を確認

閲覧履歴数確認

この数値を上書きするのに「places.history.expiration.max_pages」を指定します。先ほどの数値より低い数値を入力するとよいでしょう。
なおこの項目は、デフォルトでは設定されていないため検索しても表示されません。項目を整数値から新規で設定する必要があります。ちなみに私はかなり低めの「5000」に指定してます。
閲覧履歴数の上限設定方法は以下の通りです。

  1. ロケーションバー→「about:config」を入力
  2. 「細心の注意を払って使用する」をクリック
  3. 右クリック「新規作成」→「整数値」を選択
  4. 「places.history.expiration.max_pages」と入力
  5. 任意の数値(保存ファイル数)を入力

閲覧履歴の上限数を設定

2.キャッシュディレクトリの容量を変更

Firefoxのキャッシュ容量を増やしましょう。とりあえず私は500MBと設定して定期的にキャッシュをクリアする、といった具合で運用してます。
余談ですが私の自宅用のPCでは1GBに設定しており、キャッシュクリアすると数十秒~1分くらい固まります。なので容量を高く設定する場合は注意が必要です。

  1. ロケーションバー→「about:config」を入力
  2. 「細心の注意を払って使用する」をクリック
  3. 「browser.cache.disk.capacity」を入力
  4. 任意の数値を入力(KB単位、500MBの場合は「500000」)
  5. ブラウザ再起動

この項目も、デフォルト値はPCのスペックによってそれぞれ自動的に設定されているようです。また再起動後、ロケーションバーに「about:cache」を入力すると設定した内容が確認できます。

キャッシュディレクトリ設定内容確認

3.キャッシュファイルの保存場所を変更

こちらはブラウザクラッシュを防ぐ方法ではないものの、ついでなのでご紹介します。
キャッシュファイルはハードディスクに定期的に保存と削除を繰り返しています。そして上記で大容量の保存容量に設定した場合、ハードディスクの断片化が起こります。
特にWindowsだと、キャッシュが格納されているCドライブには重要なプログラムファイルが入っていますので、ハードディスクを守るという意味でも設定しておいて損はないでしょう。

ハードディスクの断片化については以下のサイトでわかりやすくまとめられてます。

  1. ロケーションバー→「about:config」を入力
  2. 「細心の注意を払って使用する」をクリック
  3. 右クリック「新規作成」→「整数値」
  4. 「browser.cache.disk.parent_directory」を入力
  5. キャッシュ保存先ディレクトリのパスを入力(例:E:\firefox_cache)
  6. ブラウザ再起動

この項目もデフォルトだと存在しないので項目を新規作成しましょう。

以上の設定で、先述通り丸2日問題なかった日も出てくるくらいに軽減されました!
今後も快適なFirefoxライフを堪能するためにも、随時対策を追っていきたいと思います。

参考サイト
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