長いタイトルになり恐縮です。正直、「ナレッジグラフ、日本にも導入」とか書いてしまおうかとも思ったのですが、これはナレッジグラフとまでは行かないのではないか?と思い、中途半端な形になってしまいました。6/22時点で一部キーワードの検索結果で右側のボックスにマップ以外の情報も出ていることが確認されています。英語圏で導入されたナレッジグラフと似たような形で掲出されており、部分導入のようにも見えます。実際、このような表示になっています。通常は、このようにマップだけが表示されているのですが、レビューと乗り換え案内が表示されているのがお分かり頂けるかと思います。ホテル関連だけでなく、のように病院でも出ているものがあります。「特徴」という項目で診療科目が書かれています。ただ、この診療科目ですが、まったくもってこの病院の診療科目を網羅できていません。この情報がどこのものを元にしているのか現状では不明です。Wikipediaとも異なります。(ご存知の方、教えてください。)その他も店舗名称などで出てくるものがいくつかありますが、その業界の店舗すべてに出るわけでもなく、一部のものに出ています。どのようなものに対して出ているかは現在調査しておりますのでお待ち頂きたいのですが、ホテル名で検索すると次のようなものが出てくる場合があります。赤枠の金額をクリックすると、、、ここから予約ページに飛ぶことができます。日付を選べば金額計算もしてくれます。このナレッジグラフの領域だけでなく、左側のオーガニック部分にも金額表示があり、そこをクリックしても同じ表示がされますが、出てくる物は現在、海外の予約サイトのみになっています。日付を変えることで金額が変わることからも分かるように、何らかの形で金額のデータをGoogleにフィードしているものと思われますが、もちろんウェブマスターツールにも、Adwordsのデフォルトの機能にもこのようなものは存在しません。となると、Googleが個別にパートナーと取り組みをしているのかもしれません。ナレッジグラフの部分のクリック率がどの程度か不明ですが、ここが頻繁に使われるとなると、この部分に入っているかいないかで流入や実績が大きく変わってきてしまうと思います。また、オフィシャルサイトへのリンクは広告の下に設置されており、オフィシャルサイトへの人の流れの影響が懸念されます。個人的にはナレッジグラフ部分からのリンクが広告だったり、Googleの各キーワード検索に誘導されるということは腑に落ちない部分があるのですが。。。(そのあたりは、SEO Japanさんの「Google+のナレッジグラフボックスが新登場」を読むと分かりやすいと思います。)(なお、このような料金表示はかなり前にも通常検索部分で表示されていました)ちなみに、現在このようにマップすら表示されない場合もあるようです。まだ、一部に出ている状態かと思いますので引き続き状況を観察しながら傾向を調べてみたいと思います。
RSSフィード